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陸上自衛隊別府駐屯地十文字原演習場内で有害鳥獣捕獲を実施しました
十文字原演習場は、狩猟者の立ち入りが禁止されており、演習場周辺での有害鳥獣捕獲において、森林などから追い出したシカ・イノシシが演習場内に逃げ込むなど効果的な捕獲が困難となっていました。
別府市・日出町・大分県が、演習場内の有害鳥獣捕獲が行えるよう別府駐屯地に要望を行ったところ、協力が得られることとなりました。
平成27年12月11日に演習場内の銃器による有害鳥獣捕獲の実施に関する覚書の調印を行い、平成27年12月26日から平成27年12月28日及び平成28年1月4日の4日間、別府市猟友会及び日出町猟友会の協力を得て、有害鳥獣捕獲を実施しました。
覚書調印式(12月11日・別府市役所) 有害鳥獣捕獲出発式(12月26日・別府市)
有害鳥獣捕獲実施の結果、シカ17頭、イノシシ1頭が捕獲されました。
今回の捕獲については、限られた日数の中、また、慣れない地形、草や木などが予想以上に繁茂していたなど厳しい条件での実施となりました。
今後は、今回の結果を踏まえ、関係者が検討を行いながら効率的な有害捕獲に努めます。