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ラグビーワールドカップ2019日本大会大分開催記念モニュメント
記念モニュメントの制作について
ラグビーワールドカップ2019日本大会大分開催の感動、誇り、自信を形に残したいと思い、また、それをレガシーとして継承していくため、記念モニュメントを設置しました!
■作品名:The Lionman(ライオンマン)
■制作者:小谷元彦
「混沌とし、出口が見えない世界を突破した瞬間に湧きあがるカタルシス。これはラグビーの肉体の壁を突破する超人間の姿を、特殊なフィルターを通して、彫刻にしたものである。」
彫刻の起源を遡る。今から約4万年前、動物に人間の形を与えて創られた神像のごときライオンマン。そこにギリシア彫刻における古代オリンピアの肉体を纏わせる。経年劣化やダメージによって欠落、崩壊した彫刻の肉体をフレームによってつなぎ合わせた現在の博物館の状態を合成する。さらに未来派の彫刻が持つ連続体、運動による時間表現を導入し、日本の近代に量産された群像を重ね合わせる。ここに遥かなる過去から現在までの彫刻史を圧縮する。
小谷元彦
■設置場所:大分市荷揚町(昭和通り交差点北側東エリア)
モニュメント除幕式について
令和3年4月17日(土)に記念モニュメントの除幕式を行いました。
新型コロナウイルスの影響もあり、規模を縮小しての開催となりましたが、県民のみなさんをはじめ多くの方にこのモニュメントを知っていただき、またラグビーワールドカップ2019日本大会大分開催の記憶を次世代に伝えていく大分の新たなシンボルとして末永く愛される存在になることを期待しています!
除幕式当日の様子をパンフレットとしてまとめましたのでご覧ください。