本文
県立総合文化センター及び県立美術館における来館者分析について
■概要
○県では、県立総合文化センター(音楽ホール)と県立美術館が隣接するメリットを活かした取組や、県立美術館での魅力ある展覧会の開催により、より多くの県民のみなさまが芸術文化を身近に楽しんでいただけるよう、令和3年6月1日からAIシステムを活用した来館者の動向分析のテスト運用を行い、様々なイベントの企画等に活用させていただきます。
■分析方法
○県立総合文化センターに4台、県立美術館に10台、県立美術館の駐車場に1台のカメラを設置
○AIシステムにより来館者の性別・年代を推測するとともに、動線を確認(例:40代の女性がグランシアタを訪問した後、美術館の企画展を訪問)。駐車場については、ナンバープレートの地名のみを確認。(「大分」等)
○上記項目の分析には、来館者の顔等の画像を利用しますが、それらの画像はAIによるデジタルデータ化後自動的に消去されますので、分析に用いるデータには個人を特定する情報は含まれません。
■活用方法
○両館では展覧会にちなんだコンサートの開催など、「音楽と美術を同時に楽しめる場所」となるよう様々な取組を行ってきましたが、
どのような層の来館者が何人程度音楽と美術両方の会場を訪問したのかを把握することができませんでした。
○そこで、今後はAIによる分析データを活用して、より幅広い方々が両館を同時に楽しんでいただける場所づくりを進めます。
■その他
○個人情報保護の観点から、取得したデータは上記目的以外では使用せず、他システムで得たデータとの照合は一切行いません。