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市販薬を過剰摂取するオーバードーズが社会問題となっており、厚生労働省も初めての実態調査をしました。
近くにあるかかりつけ医では、1か月も処方薬を出すところがあります。薬局で薬をもらう際に相談するのですが、なかなか改善されません。
県では、薬の入手方法や家庭での常備方法等、過剰摂取防止について、どのように取り組んでいますか。また、県医師会との連携について、どのように取り組んでいますか。
医療用医薬品の処方日数制限については、麻薬等一部の医薬品を除き、患者の通院負担を軽減する観点から平成14年に撤廃されましたが、30日を超える長期の投薬を行う場合は、病状が安定し、服薬管理が可能である旨を医師が確認のうえ処方することとなっています。
また、市販薬については、医薬品の販売を適正に行うことが、乱用を防止するうえで重要と考えており、県薬剤師会を通じて薬局開設者や販売業者などへ国ガイドライン等を周知するとともに、県薬務室の麻薬取締員及び各保健所の薬事監視員が現地で助言や指導も行っています。
加えて、県薬剤師会や医薬品登録販売者協会などに対し、医薬品の安全使用のための研修受講や医薬品販売規制等の周知徹底を依頼するとともに、民間団体と連携したキャンペーン等の実施や、リーフレットの配布など、若者を中心に広く県民に薬物乱用防止等の啓発を行っています。
引き続き、県医師会とも連携を図り、処方薬並びに市販薬の適正使用に向け、指導・啓発を行ってまいります。
福祉保健部 薬務室
TEL:097-506-2650