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現在、子育て世代は共働きも多く放課後児童クラブの利用者も増加しています。放課後児童クラブの支援員は高齢者も多く、子育ての観点や子どもの学びの視点より管理する事に重きをおかれているように思います。放課後児童クラブが塾や体操クラブのような専門性ある機関と協働していけば学校以外での学びの場の確保になるのではないでしょうか。学校が統合されたり複式学級になったり子どもの学びの場はこれから悪化し学校の負担も大きくなります。
放課後児童クラブは教育委員会が管轄し、学校と放課後児童クラブの連携を高め、きちんと整備された環境で子ども達が安心してすごせる場作りをお願いしたいです。
放課後児童クラブは、児童福祉法の規定に基づき、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学6年生までの児童に対し、放課後等に学校の余裕教室や児童館等を利用して遊びや生活の場を提供し、その健全な育成を図るものです。
クラブでは、こどもたちが放課後児童支援員に見守られながら、友達といろいろな遊びをしたり、おやつを食べたりとのびのびした時間を過ごしています。
県では、こどもたちが充実した放課後の時間を過ごせるよう、支援員の資質向上のための研修等を開催するなど、クラブの質の確保に取り組んでいます。
また、教育委員会では、クラブとは別に全ての児童を対象として、放課後に学習や体験・交流といった多様な活動の機会を提供し、地域住民にも参加いただき、地域のつながりを強化する「放課後子ども教室」を実施しており、放課後児童クラブの児童も参加することで、クラブとの連携を進めています。「放課後子ども教室」では、体験型学習を行う「小学生チャレンジ教室」や、学習支援を行う「未来創生塾」を実施しており、職員や関係者の資質向上に向けた研修や、モデル事業、教室開設に向けた財政支援にも取り組み、内容の充実を図っています。
引き続き、県と教育委員会が連携し、こどもたちの放課後の安全・安心な居場所づくりと学びの確保に努めていきます。
福祉保健部 こども未来課
TEL:097-506-2712