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ソーラーパネルの設置について(令和6年7月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0002274757 更新日:2024年8月20日更新

ご提言の内容

 ソーラーパネル設置のための森林伐採が問題になっています。高速道路の大分自動車道でも、湯布院から別府に入るときの景色もソーラーパネルが見当たり、残念に思います。ソーラーパネルを山に設置するのは大雨災害や地震を考えると危険ですし、森をなくすことで動物たちの生きる場所をなくしていると思います。
 新たな森林伐採をして、ソーラーパネル設置をすることを、県として禁止するよう検討すべきではないでしょうか。大分の自然を破壊すべきではないと思います。

回答

 森林での開発行為については、その面積が1ヘクタール(太陽光発電設備の設置は0.5ヘクタール)を超える場合、森林法に基づく林地開発許可が必要となります。
 森林法では、林地開発許可の申請について、(1)災害の防止、(2)水害の防止、(3)水の確保、(4)環境の保全の4つの要件を満たしている場合、これを許可しなければならないと規定されています。これは、土地所有者の財産権等を過度に制限することのないよう配慮しているためです。
 なお、事業者等からの許可申請に対する審査については、災害防止の観点から、「降雨に対する排水施設や洪水調整池が適切な規模か」等を審査することで、下流域の安全確保に努めています。環境保全の観点では、開発行為によって、その周辺地域の環境を著しく悪化させないよう、開発地の周りに一定割合以上の森林を残す基準が定められており、厳正に審査をしています。また、許可を行った場合は、現地調査を実施し、開発行為が適切に行われるよう事業者等を指導しています。
 森林の有する公益的機能を適切な状態で次世代に引き継ぐためにも、太陽光発電設備の設置に係る許可だけでなく、全ての林地開発許可においても、引き続き、慎重かつ厳正に対処していきます。

この回答に関する問い合わせ

農林水産部 森林保全課 
TEL:097-506-3863


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