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県では現在、令和6年度の県の基本施策案について検討・作業中と思います。これからの大分県は「東九州新幹線」の整備や「豊予海峡ルート」の実現が、大きな柱になると考えています。この課題について毎年、県の施策の中心に据えておくべきテーマと思いますが、県はどのように考えていますか。
大分県では県政運営の長期的、総合的な指針となる「大分県長期総合計画」を策定しており、現在、令和6年度からの10年間についての新たな計画を策定中です。
その中で、東九州新幹線や中九州横断道路、豊予海峡ルート等の広域交通ネットワークを整備することが将来の県政発展には必要と考え、新たな計画に反映すべく「大分県広域交通ネットワーク研究会」を設置して、有識者の方々からご意見をいただきました。
2月5日に研究会から受けた報告書では、広域交通ネットワークの整備が九州の強みである半導体や農林水産業のさらなる強化、圏域外との交流促進、災害に強い国土づくりにつながることが示され、整備を進めていくべきという結論でした。
この報告書をもとに新たな長期総合計画の中にも東九州新幹線や豊予海峡ルートの取組について記載することとしています。長期総合計画に記載された事業は県の重要政策として、毎年の進捗管理なども行いながら進めていきますので、東九州新幹線や豊予海峡ルートについても、広域交通ネットワークの整備の1つとして積極的に取り組んでいきます。
企画振興部 交通政策課
TEL:097-506-2155