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先日、韓国を訪れた際、老若男女問わず日本語、英語が話せる人がとても多いことに驚きました。大分県内には、「おおいた国際交流プラザ」などがすでにありますが、外国人観光客や留学生も増えている現在、より活発な国際対応人材の育成に取り組む必要があると思いました。具体的には、知事からの発信、県報、CM、イベント、英語や韓国語、中国語など主要語学学校の紹介、習得補助・奨励金、仕事やボランティア、副業斡旋などが考えられ、語学を活用することができれば高齢者のボランティアや副業による税収増にもつながると思います。県でも、より一層の国際対応人材育成強化を図るべきと考えますがいかがでしょうか。
令和4年度に策定した「大分県海外戦略(2022~2024)」では、5つの戦略のうちの一つとして、「国際人材の育成・活用」の取組を進めています。
具体的には、海外展開を図る中小企業の人材育成を支援するため、大分県アジアビジネス研究会において、ジェトロ(日本貿易振興機構)等関係機関と連携しながら、県内企業向けのセミナーや情報共有の場としての交流会等を実施しています。県職員向けには、英語圏、中国、韓国の国際交流員による会話・文化等に関する研修を実施し、職員の対応力向上を図っています。
また、県教育委員会では、平成26年に「大分県グローバル人材育成推進プラン」を策定し、グローバル人材の育成に取り組んでいます。現在は、「日本にいながらにしてリアル、バーチャル問わず世界とつながる機会の拡大」を基本方針とし、国連機関や国内外教育機関等と連携した双方型オンライン遠隔講座などを実施しています。
今後も戦略やプランを基本としながら、様々な施策を検討・実施し、グローバル人材の育成に努めます。
企画振興部 国際政策課
TEL:097-506-2046
教育庁 高校教育課
TEL:097-506-5607