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コロナウイルス感染者に貸し出した医療機器が1割以上未返却になっていると知りました。医療機器を貸す段階で借用証書などを発行して、返却時に医療機器とその証書を受け取るという方法であれば未返却を防げるのではないでしょうか。
県では、新型コロナウイルス感染症患者の健康観察用にパルスオキシメータを購入し、5類移行前まで貸出対応を行いました。患者の安全を第一と考え、迅速さを最優先に貸し出したことにより、容態急変等を早期に把握することが可能となり、自宅療養される患者の安心にも繋がりました。
患者への貸出時においては、返送用レターパックを同送し、体調回復後に返送できるよう手配し、また未返却の方には、定期的に電話を入れ督促したことにより、県保有分における未返却率は8.8%となりました。新聞報道によると、未返却数は全都道府県のうち、大分県は2番目に少ない数値となっています。
また、貸出を受けた心当たりのある方に保健所に相談していただけるように、県ホームページにおいて、「返却依頼のお知らせ」を掲載しているところであり、今後も返却を呼び掛けていきます。
福祉保健部 感染症対策課
TEL:097-506-2776