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河川に伴う自動開閉水門装置の活用状況について(令和5年10月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0040080160 更新日:2023年11月21日更新

ご提言の内容

 現在、農業用水や生活用水に設置されている水門は、開閉ハンドルを人力で操作しています。特に局地的大雨の発生時は、用水等の管理者が現地に赴き水門の開閉作業を行っていますが、事故発生の危険性が高いです。そこで、豪雨時などの増水時に水位を自動測定し自動的に水門を開閉させる自動開閉装置を備えてはいかがでしょうか。そうすれば、用水等の管理者・作業者の安全・安心が確保されると考えますが、県の管理河川での活用状況がどうなっているのか教えてほしいです。

回答

 水門(樋門)の操作は、地域住民の安全・安心を確保する上で大変重要な作業ですが、近年の豪雨頻度の増加に伴い開閉操作の回数が増えるなど、操作員の方の負担が大きくなっています。
 負担軽減の1つの方法として、開閉に必要なハンドル操作などを手動で行うスライドゲートから、河川水位に連動して自動開閉するフラップゲートに変更し、自動ゲート化(無動力化)する方法があります。
 県が管理する排水用樋門は、適切に機能するように毎年点検を実施しています。劣化が確認された際には補修や施設更新を行っており、その際は基本的に自動ゲート化を取り入れています。
 令和4年度末時点で、県が管理している排水用樋門998施設のうち、自動ゲート化(無動力化)済みの施設は約70%、701施設あります。
 今後も適切な点検を行い、施設更新の際には自動ゲート化を検討し、操作員の方の負担軽減を図っていきます。

この回答に関する問い合わせ

土木建築部 河川課

TEL:097-506-4593


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