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新型コロナウイルス感染症は5類に移行して、定点観測による週ごとの公表となりましたが、全体像がつかめなくなってきているように感じます。このままでは、次に感染が広がった場合、さらに医療がひっ迫するのではないかと感じます。そのため、全国でのコロナ感染者数の全数把握復活を望みます。大分県から国へ働きかけていただけないでしょうか。
新型コロナウイルス感染症の医療提供体制は、5類への位置づけ変更に伴い、医療ひっ迫の一因であった限られた医療機関による診療から、幅広い医療機関で診療できる体制へ移行しています。
加えて、外来や救急医療がひっ迫しないよう、コロナ発熱・受診相談ダイヤルを開設し、発熱時の受診相談や陽性判明後の体調急変時の相談に対応しています。
また、県では8月1日から、県民の皆様にわかりやすく流行状況をお伝えするため、季節性インフルエンザの警報・注意報の基準を準用し、地図やグラフを用いて情報提供しています。
今後も、医療機関からの情報等を参考にしながら、冬の感染拡大に対応できる医療提供体制の強化を図り、適時適切な情報発信に努めます。
福祉保健部 感染症対策課
TEL:097-506-2776