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訪問看護について(令和5年9月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0040080137 更新日:2023年10月24日更新

ご提言の内容

 在宅医療のニーズが年々増加していることから、県内の訪問看護ステーションの充実や人材確保対策など改善を要望します。
 また、訪問看護申請の手続を簡素化できないでしょうか。利用者は高齢者が多いため、簡素化できればもっとよくなると思います。
 そのほか、福祉タクシーについて、県からの補助金はないでしょうか。

回答

 県では、これまで訪問看護ステーション新設時の設備整備への助成や、訪問看護師の養成研修などに取り組み、県内の訪問看護ステーションは、この10年間で2倍以上の約200か所まで増えました。
 一方その半数は、看護職員が5人未満の小規模事業所であり、昼夜を問わない看取り等の対応に苦慮している例もあります。
 このため県では、これまでの取組に加え、今年度から、常勤看護職員を手厚く配置し、24時間365日対応できる機能強化型ステーションの整備を促進するとともに、訪問看護人材の確保も加速していきます。
 具体的には、機能強化型への移行を目指すステーションに既存の機能強化型の管理者をアドバイザーとして派遣し、運営などの実務面を支援するほか、訪問看護に特化した就職ガイダンスやインターンシップ研修を新たに実施します。
 訪問看護の利用手続として、まず介護保険サービスでは、利用者が真に必要なサービスを受給できるよう、介護支援専門員が利用者の心身の状態や生活環境などを把握し、本人・家族の望む生活の実現に向けてケアプランを作成し、それに基づいて、サービス事業者と契約し、サービスが開始されます。
 高齢者の心身の状態は変化しやすいため、常に適切なサービスが利用できるよう、面談や訪問を行っています。そのため、手続が多く感じられるかもしれませんがご理解ください。
 また、福祉タクシーについて、県からの補助金はありませんが、障がい者手帳をお持ちの場合、大分市をはじめ、12市町でタクシー利用券を交付しています。詳しくはお住まいの市町村におたずねください。
 今後とも、各地域の訪問看護ニーズに応えられるように訪問看護提供体制の充実や、高齢者が地域で安心・安全に暮らしていけるよう努めていきます。

この回答に関する問い合わせ

福祉保健部 医療政策課
TEL:097-506-2654

福祉保健部 高齢者福祉課
TEL:097-506-2688


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