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交通網の整備について(令和5年9月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0040080136 更新日:2023年10月24日更新

ご提言の内容

 災害時の対応や救急医療体制の整備等にとって、高速道路や高規格道路の整備は必要不可欠だと思います。東九州自動車道の4車線化を含んだ着実な整備が必要だと思いますが、どのように進めていきますか。
 また、東九州新幹線の実現は福岡県を始め、中国地方や関西地方への時間短縮が図られ、県民の利便性が上がるほか、観光産業へのよい影響にもつながります。東九州新幹線について、どのような計画か教えてください。

回答

 災害時の対応や緊急医療体制の整備にとっても、広域交通の基盤となる道路ネットワークの整備をしっかりと進めることが重要です。
 そのため県は、高規格道路の縦軸である東九州自動車道の4車線化と、横軸である中九州横断道路や中津日田道路の全線開通に向けて力を注いでいます。
 ご提言のあった東九州自動車道は、所要時間のばらつきを少なくすること、事故を防止すること、迂回路の機能を有することの観点から、順次、暫定2車線区間の4車線化を進めているところです。県内では、4車線化の優先整備区間のうち、宇佐ICから院内IC間、臼杵IC付近、大分宮河内ICから臼杵IC間、津久見ICから佐伯IC間において整備が進められています。県としても、事業実施中の区間の早期完成と残る優先整備区間の早期事業化を国に訴えていきます。
 また、東九州新幹線については、実現のため、まず、現在の基本計画路線から整備計画路線に格上げされる必要があります。県では、国への積極的な働きかけを行うとともに、シンポジウムや地域での説明会等で、県民の皆さまの機運醸成に努めてきました。特に、将来を担う世代に向けて、Webコンテンツなどによる周知も行ってきたところです。
 加えて、今後の東九州新幹線の議論のさらなる活性化に資すると考え、県内のルート案について日豊本線ルート及び久大本線ルートの費用対効果の調査を行っているところです。
 なお、新幹線の実現のためには、地元の財政負担や並行在来線の存廃、ストロー効果による人口減少等の課題についての理解も欠かせないことから、これらについても丁寧に説明していく必要があると考えています。
 引き続き、県民の皆さんに理解を深めていただきながら、国への要望活動や機運醸成に努めます。

この回答に関する問い合わせ

企画振興部 交通政策課
TEL:097-506-2155

土木建築部 道路建設課
TEL:097-506-4573


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