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老人ホームがいろいろなところにあり、圧迫しているように感じます。小さい老人ホームを複数建てるより、大きいホームを建てることで、周辺に交通機関が発達するなどの効果を期待できます。工夫しながら老人ホームを増やしてみてはいかがでしょうか。
介護が必要な高齢者などが利用する特別養護老人ホームや有料老人ホーム等の入所施設については、地域の将来人口推計や利用動向等を踏まえ、3年ごとに市町村が中心となって計画を策定したうえで整備を進めており、令和5年4月1日現在では、県内に844施設があります。
施設の整備については、高齢者が医療や介護が必要になっても可能な限り住み慣れた地域で自分らしく暮らせることを目指す「地域包括ケア」の理念に基づき、近年、地域や家族との結びつきを重視した小規模な地域密着型サービスの開設を推進しています。
具体的には、認知症高齢者が少人数で共同生活を行う「認知症グループホーム」や、訪問・通い・宿泊を組み合わせながらサービスを受けられる「小規模多機能型居宅介護」など、定員が10~20名程度の施設です。これらの施設では、明るく家庭的な雰囲気のもと、一人ひとりの状態に応じた、きめ細かなケアが提供され、利用者・家族の方から好評を得ているところです。
今後とも、地域の実情を踏まえながら、必要な方に必要なサービスが適切に提供されるよう、高齢者入所施設の整備に取り組みます。
福祉保健部 高齢者福祉課
Tel:097-506-2684