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今年の春に統一地方選挙や大分県知事選挙、参議院大分選挙区議員補欠選挙が実施されましたが、いずれも投票率が低く、深刻に受け止めています。県内での選挙広報が十分ではなかったのではないでしょうか。多くの人が選挙について知る機会が少なかったと感じています。
仮に広報が十分にされていたとしても大分市内に偏っていたのではないでしょうか。
また、選挙後の投票率に関して年代別の投票率が公表されておらず、大きな疑問を感じます。今後、県として投票率向上に向けて、どのような対応をする方針ですか。また、年代別投票率を公表してはいかがでしょうか。
大分県選挙管理委員会では、統一地方選挙について、新聞広告をはじめ、人気アニメ声優を起用した動画を作成し、テレビCMやYouTubeで流すなど様々な啓発を実施したところです。また、新有権者に協力していただきながら県内27箇所で街頭啓発も行いました。
しかし、本年4月の県知事選挙では51.45%、参議院議員補欠選挙は42.48%と投票率が低く、特に若い世代の投票率が3割程度にとどまるなど、投票の呼びかけが十分に有権者に届かなかったのではないかと真摯に受け止めています。
有権者に投票に参加していただくためには、選挙があることを知ってもらうことだけでは十分ではなく、選挙の意義や投票に行くことの大切さを知ってもらうことが大事です。そのため、平時から、小、中、高等学校等に向けた出前授業を実施しており、昨年度は34校、2,311名の方に参加していただきました。
民意を政治に反映させるには若い世代を含めた幅広い方々の投票参加が重要ですので、これからも引き続き、様々な方法で広報活動を行っていきます。
なお、選挙後に公表する年代別投票率については、7月3日に大分県選挙管理委員会ホームページで公表しましたので、ご覧ください。
総務部 市町村振興課
Tel:097-506-2412