本文
県内における戦争を色濃く残す場所として大分航空基地跡があります。現在は大洲総合運動公園になっていますが、大分航空基地がこの場所にあったことを示すものが公園内にほとんど無く、現代の若者においては見過ごされてしまっているように思います。大分市内における戦争や平和について考えたり、学習したりできる場所として、大分航空基地を伝える施設や説明書き、看板の設置など整備の検討をしてはいかがでしょうか。
また、別府市公会堂前にあるターボサイレンの保存状態が悪いので、改善して欲しいです。
大分海軍航空隊の基地があった大分市青葉町の大洲運動公園芝生広場には、昭和51年、旧制大分中学校の卒業生ら有志によって慰霊碑が建立されていますが、現時点では遺構などが確認できていないため、その他の資料や説明文等はありません。
戦後78年目を迎え、薄れていく戦争の記憶や記録を次の世代に継承することは大変重要と考えており、引き続き取り組んでいきます。
なお、別府市公会堂のターボサイレンについては、所管している別府市教育委員会へご提言の内容を伝達しました。
教育庁 文化課
Tel:097-506-5498