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高齢者のひきこもりについて大分県の実態はどうなっているのでしょうか。また、県の対応や支援策についても教えてください。
内閣府の「ひきこもり実態調査(令和4年)」を基に、大分県内の状況を推計すると、15歳から64歳までの人口約61万4千人のうち、ひきこもり人数は約1万2千人、そのうち40歳から64歳の中高年層は7千人強になります。また、中高年層は平成30年調査時の推計数より約2千人の増加となります。
ひきこもりの高齢化・長期化が進んでいる状況において、孤立、孤独死等を防ぐためには、早期発見及び地域包括支援センターと県・市町村担当部署が連携した早期支援が重要です。
そのため、相談窓口等の情報発信に加え、市町村担当部署や関係機関と定期的な連絡会を開催し情報を共有します。また、本年度は一人ひとりの状況に応じたきめ細かな支援を目指し、民生委員等が参加する「ひきこもりサポーター養成研修」を各地域で開催し、身近な地域での支援体制の充実を図ります。
生活環境部 私学振興・青少年課
Tel:097-506-3074