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宇佐市の県道和気佐野線にあるフラワーロード緑地帯の一部に、特定外来生物である「オオキンケイギク」が繁茂しています。繁殖力の強い外来生物は在来種を追いやり、生物多様性を損なう恐れがあります。県内における分布状況や法規制についてどのように周知を行っているのでしょうか。
特定外来生物「オオキンケイギク」は、5月~7月に黄色い花を咲かせ、ほぼ県内全域の道路や河川敷、線路沿いなどで確認されています。
特定外来生物は、外来生物法によって飼育、運搬、売買等の一切が禁止されるなど取扱いについて厳しい規制がかかっています。このため県では、オオキンケイギクを含む県内の特定外来生物について知ってもらえるようチラシを作成し、市町村や関係機関へ配布しているほか、ホームページでもオオキンケイギクに関する法規制、処理方法などの情報を掲載し、周知を行っています。また、情報提供や問合せがあれば、関係機関と情報を共有し、駆除に努めています。
県では、今後ともより多くの県民のみなさまにオオキンケイギクを含む特定外来生物について知ってもらえるよう、ホームページなどで情報を発信し、市町村や関係機関とも連携しながら防除に努め、在来種や生物多様性の保全を図ります。
なお、今回ご提言いただいたフラワーロード緑地帯におけるオオキンケイギクの繁茂については、関係部署に情報共有を行うとともに、駆除等の検討を進めていきます。
生活環境部 自然保護推進室
Tel:097-506-3022