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信号機のない横断歩道で、歩行者の交通事故が多いと知りました。そこで、事故防止の有効な手段として、横断旗を備えてはどうでしょうか。歩行者が旗を持って横断することで、ドライバーも歩行者がいることに気がつきやすいかと思います。
県内では、横断歩行者が被害に遭う交通事故が多発しており、交通事故抑止のうえで横断歩行者の保護は大きな課題となっています。
横断歩道を利用する歩行者が被害に遭う交通事故を抑止するためには、ドライバーが歩行者優先の意識を持つことはもちろん、歩行者も、道路横断時は手を上げるなど、ドライバーに対して横断の意思を明確に伝えることが重要です。
県では、県内の交通事故情勢を踏まえ、横断歩道において、ドライバーと歩行者の双方が、「手を上げる・差し出す、会釈する」などの相手に思いやりや感謝の気持ちを伝えるアクションを起こすことで、横断歩道でのマナーアップを図る取組を展開しています。
ご意見をいただいた横断旗の設置は、歩行者が自身の存在をドライバーに気づいてもらううえで有効な手段の一つですが、一方で、適正に管理がなされなければ、暴風雨や経年劣化等により道路上に散乱するなどして、かえって通行の妨害や交通事故の原因となり得るといった課題もあります。
県では、引き続き、横断歩道でのマナーアップを広報し、歩行者に対し、道路横断時は手を上げるなど、ドライバーに対して横断の意思を明確に伝える行動をとるよう周知し、横断歩行者の交通事故防止を図っていきます。
生活環境部 生活環境企画課
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