本文
性犯罪で有罪判決を受けて執行猶予中の男性が県内の市立中学校で非常勤講師になっていたことが報じられています。
教育現場は、生徒に知識や技能を生徒に授けて将来を形成する重要な場所です。また、教職員は、生徒や保護者から信頼されるべき存在であり、性犯罪をおこす人には資質や資格はありません。教職員の採用選考において、過去の犯罪歴のチェックをしっかりおこない生徒第一の健全な教育現場であってほしいです。
今回の事案については、県教育委員会において、事実確認を行い、欠格事項に該当することから、遡って教員免許状の失効と任用無効を行いました。県民の皆さんの教育に対する信頼を損なうこととなり、大変申し訳ありません。
県教育委員会では、再発防止策として、これまで正規教諭の採用手続きにおいて、提出を求めていた懲戒処分歴・賞罰歴に関する書類を、臨時講師、非常勤講師についても求めることとしました。また、面接時、禁固以上の刑、執行猶予の有無を本人に直接確認し、複数の目でチェックする体制を整えました。
今後とも再発防止に向け、市町村教育委員会と連携し、児童生徒第一の健全な教育現場の実現に向けて取り組んでいきます。
教育庁 教育人事課
Tel:097-506-5469