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大分県統計協会の廃止決定に伴い、県民手帳の発行が令和5年(2023年)版をもって終了することになり、残念でなりません。県の情報をコンパクトに取りまとめられており、県外転入者にとってもよい資料だと思います。再発行を含めた議論をされる予定や、他県で同様の手帳発行の事例を教えてください。
また、協会が行っていた統計に関する業務はどこに引き継がれ、手帳に取りまとめられていた統計資料は今後、どのような方法で県民へ周知されるのでしょうか。
県民手帳の発行などを行ってきた大分県統計協会は、急速なデジタル化等、時代の変化に伴いその役割を終えたことから、廃止が決定されました。本県の県民手帳については、販売数が近年減少してきていることから、2023年版をもって発行を終了し、再発行の予定はありません。また、全国39県で2023年版県民手帳は販売されていますが、近年では、長崎県、広島県が発行をやめており、発行部数が減少している滋賀県では、本県と同様に2023版をもって終了することとしています。
県民手帳発行終了を発表して以降、「長年愛用しており残念だ。」とのお声を多数いただいており、県民の皆様に長きにわたりご愛顧いただいたことを感謝しています。
大分県統計協会は県統計調査課と一体となって統計に親しみ、理解を深める活動を進めてきましたが、同協会の廃止に伴い、今後の統計情報の発信や啓発事業などは県統計調査課で実施することとなります。
県では、県ホームページの充実や統計に親しむコラムをSNSで発信するなど、これまで以上に工夫を凝らし、引き続き県民の皆様が統計データを簡単に利活用できるような情報の発信に努めます。
企画振興部 統計調査課
Tel:097-506-2445