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補助金について申請や報告の際に煩雑な部分が多く、慣れない人にとっては処理が難しいと感じています。街の為に活用する補助金については少額なものに限って手続を簡素化してはどうでしょうか。
補助金とは、県が公益上の必要があると認めた場合に公金を支出するものです。そのため、補助金を支出する際には、大分県補助金等交付規則等に基づき適正な事務執行及び不正な使用の防止に努めています。
補助金の財源は県民の税金等であるので、補助金制度を適正に執行するために申請や報告の手続は重要であり、少額であっても公金を支出する以上、一定の審査が必要だと考えています。
具体的には、補助金申請者から提出いただく交付申請書により補助事業の目的や内容、経費等が交付要件に適合しているかを確認して交付の決定をしています。さらに補助金の対象となる事業の完了後に報告書等を提出していただき、その成果が交付決定の内容等に適合しているかを確認して、補助金の額を確定しています。
また、現在、県では申請者の負担軽減や利便性の向上のため、スマートフォン等を利用したフォーム入力による申請やマイナンバーと連携した本人確認など、行政手続の電子化を進めているところです。補助金の手続についても申請や報告の電子化が進んでおり、今後、担当所属において拡大していく予定です。
会計管理局審査・指導室
Tel:097-506-2926