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生徒のスマートフォン所持率が高いですが、学校現場や教育委員会は、ネット利用について、生徒や保護者への指導はどのようにしているのか具体的に教えてください。
また、ネット利用における相談窓口などを設置してはいかがでしょうか。
インターネットの利用について各学校では、学習指導要領に基づき、小学校・中学校・高等学校の児童生徒を対象に、発達段階に応じて各教科の中で、ネットを正しく利用するための考え方や態度を育成する「情報モラル教育」を実施しています。例えば、道徳科ではネット利用のマナーや規範について、社会科や技術・家庭科ではインターネットの便利さとともに危険性について学習しています。
また、県教育委員会では、児童生徒を指導する教員への研修を行うとともに、学校からの要望に応じて、児童生徒に対する「情報モラル出前授業」を実施しています。さらに、授業で活用できる情報モラルの動画作成や有用なサイトの紹介などを通じて学校現場を支援しているところです。
児童生徒や教職員、保護者からの個別相談については、「子どものためのネットあんしんセンター」を開設し、ネット利用に関わる様々な相談に対応しています。
今後とも児童生徒が安全にネットを利用できるよう「情報モラル教育」の充実を図ります。
教育庁教育デジタル改革室
Tel:097-506-5464