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夫婦での共働きが当たり前となっている時代に、小学校入学後の学童保育の質には、ばらつきがあるように思います。子どもに充実した時間を過ごして欲しいのは親として共通の思いだと思いますが、放課後児童クラブや放課後子ども教室の充実を図るための県の取組を教えてください。
放課後児童クラブは、共働き家庭など留守家庭の児童に対して放課後や長期休暇時に適切な遊び、生活の場を与えることを目的としており、共働き家庭が増加している現在、児童の放課後等の居場所として大変重要な役割を果たしていると考えています。
このため、県では、放課後児童クラブで働く職員を対象に国のガイドラインに沿った研修や県がクラブ職員に必要と考える知識の習得を目的とした研修を実施し、クラブ職員の質の確保に努めています。併せて、運営費等の補助を通じてクラブの安定的な運営を支援しているところです。
また、放課後子ども教室は、地域の方々が指導者となって放課後や土曜日、夏休み等に、空き教室や体育館、公民館等において多様な学習・体験プログラムの機会を提供する取組ですが、県では体験活動を行う「小学生チャレンジ教室」や、学習支援を行う「未来創生塾」という2つの事業に取り組んでいます。さらに、放課後子ども教室の充実を図るため、関係者の資質向上に向けた研修やモデル事業、開設に向けた財政支援にも取り組んでいます。
今後も、放課後児童クラブや放課後子ども教室の実施主体である市町村と協力し、児童の健全な育成や、子どもの安心安全な居場所づくりに努めます。
福祉保健部こども未来課
Tel:097-506-2713
教育庁社会教育課
Tel:097-506-5521