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令和5年度の就航開始を前に、大分県全体のほか、全国、海外に向けてホーバークラフトのPRと交通アクセスの向上が必要だと思います。PRについてどのような計画があるか教えてください。また、ホーバークラフト等の交通アクセス情報を早期に案内してほしいと思います。
県では、大分空港と大分市西大分地区をつなぐ海上アクセスとして、令和5年度中のホーバークラフト運航開始に向けて準備を進めています。
現在、ホーバークラフト3隻を並行してイギリスで建造中であり、その船体が完成するまでの過程を毎月ホームページで紹介するなど、機運の醸成に努めています。また、昨年には、県内外の皆さんに親しみや愛着を持っていただけるよう、船体のデザインと船名を全国から募集しました。船体デザインは、最先端の宇宙港、そして宇宙へと向かう、非日常的で格好いい乗り物のイメージを体現したものに決定し、船名は江戸時代に活躍した「豊後の三賢」にちなんだ大分らしいものに決まりました。今後は、決定した船体デザインと船名をホームページやパンフレット等で前面に打ち出して、県内外に向けて積極的にホーバークラフトのPRを図ります。
加えて、県が昨年9月に策定した「大分空港・宇宙港将来ビジョン」では、大分空港利用者数の増加に向けて、宇宙港やホーバークラフトなど本県にしかない観光資源を活かした旅行商品の造成やブランディング、プロモーション活動の展開等を行い、新たな来訪需要を創出することとしています。
なお、運航ダイヤや運賃を含む運航計画については、現在、運航事業者において検討が行われていますので、今後決定されれば、運航事業者と協力しながら、早期に周知できるよう努めます。
企画振興部交通政策課
Tel:097-506-2157