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県知事選や県議会議員選挙など投票率がいつも低いように思います。投票率を上げるためにどのような対策やPR活動をしているのでしょうか。国の制約があるかもしれませんが、インターネット投票や投票すればポイントがつくなどの対応をしてみてはいかがでしょうか。
近年、投票率は低下傾向であり、前回の大分県知事・県議会議員選挙では47.41%でした。年齢別では、70歳代は6割超ですが、10、20歳代は約3割と、県でも若年層の投票参加が課題と考えています。
そのため、平時には小中高等学校等に向けた出前授業やポスターコンクールなどを通じて選挙の意義などを理解してもらうとともに、選挙時にはSNSや動画配信などを通じて投票日や選挙制度をお知らせし、投票参加も呼びかけています。また、ショッピングモールなどに期日前投票所を設けるなど、投票しやすい環境作りにも取り組んでいます。
なお、インターネット投票については、今の法律では実施できませんが、総務省が海外に在住の方を対象とする在外選挙において実証実験を行い、今後の導入に向けた検討を行っています。
投票によるポイント付与についてですが、本来、投票は個人の自由意思によってなされるべきものであり、投票に行かなかったことを理由として不利益を受けることがあってはならないことから、県としては慎重に判断すべきものと考えております。
投票率向上に向けた取組の改善や拡充は重要であり、今後も制度を所管している総務省や市町村選挙管理委員会と連携して取り組んでいきます。
総務部市町村振興課
Tel:097-506-2412