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田畑の荒廃について(令和5年2月回答)

印刷ページの表示 ページ番号:0040080014 更新日:2023年3月14日更新

ご提言の内容

 田畑の荒廃について打つ手はないでしょうか。私の住む集落でも作付けをおこなっている人は3割ほどしかおらず、他は農業公社に任せている状況です。世界的に食糧不足が発生している中で、このような土地を活用することが必要だと思います。県が率先して何か作物を作るなど指導してもらえないでしょうか。

回答

 地域の重要な財産である農地は地域で守っていく必要があり、そのためには、もうかる農業を実現し、農家がしっかりと所得を確保することが重要です。
 そのため、県では、地域の特性を活かし、消費者ニーズが高く高収益な園芸品目の導入に向けて、生産者やJA等農業団体、市町村など地域が一体となって取組を行う場合は、重点的に支援しています。
 また、担い手不在集落に対しては、集落営農組織等による農作業の拡大を図ることで、農地を維持し、持続可能な農業に取り組めるよう、市町村と連携して支援しています。
 さらに、中山間地域等において、地域の手で農地が維持・管理されるよう、集落等単位で農地を維持・管理していくための取決めを行い、それに従って農業生産が行われた場合には、「中山間地域等直接支払交付金」を交付しています。
 なお、各市町村では、令和6年度末までに地域の皆さんと話し合い、地域の農業を持続させていくための方針となる「地域計画」を策定予定であり、併せて「目標地図」という農地一筆ごとの将来の耕作者計画を立てていきます。お住まいの地域の農地の将来像を決める話し合いですので、積極的なご参加をお願いします。
 今後とも、中山間地域において農家所得の向上につながる農産物生産ができるよう取り組みます。

この回答に関する問い合わせ

農林水産部 水田畑地化・集落営農課

Tel:097-506-3567


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