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臼杵市がユネスコ食文化創造都市に加盟が認められたことを先日、初めて知りました。県外の人向けにも、さらにアピールしたほうがよいのではないでしょうか。
臼杵市は、味噌や醤油などの醸造・発酵産業に支えられた伝統的食文化を有することに加え、完熟堆肥を用いた土づくりを基本とする有機農業、地産地消を推進し持続的な食文化につなげるとともに循環型社会の実現を図ろうとしていることが評価され、令和3年11月にユネスコ創造都市ネットワークの食文化の分野で加盟が認定されました。
県としても、食文化は、地域を代表する文化であり、こうした地域の魅力を県外や海外に発信していくことは、観光誘客などを通じて地域活性化につながるとともに、地域の誇りをさらに高めてくれるものと考えています。
このため、今年度、日中韓の4都市で取り組んだ「東アジア文化都市2022大分県」の中で、他の創造都市とのネットワークづくりや地元高校生による食文化を考えるワークショップを実施するなど、臼杵市のユネスコ創造都市についてのプロモーションの取組を支援しました。
また、首都圏で発行している雑誌の特集記事で紹介していただいたほか、県外向けに大分県の魅力を発信するwebサイト「edit Oita」でも臼杵食文化の記事を掲載しました。さらに、フランスやドイツをはじめ10か国の海外メディアの記者を大分に招き、臼杵の食文化を取材してもらうなど、国外への情報発信にも取り組んでいます。
今後とも、臼杵市と連携しながら、大分県の魅力の一つとして臼杵市のユネスコ創造都市ネットワークの取組を後押ししていきます。
企画振興部 芸術文化スポーツ振興課
Tel:097-506-2059