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立命館アジア太平洋大学に、サステイナビリティ観光学部が新設されますが、県立由布高校観光コースと積極的に連携すべきだと思います。
また、県内の地理がわからない観光客が安心して観光してもらえるためにも、今後は観光と防災をあわせて考える必要があると思います。由布高校観光コースの若い力を生かして欲しいです。
現在、県立由布高等学校の観光コースでは、グリーンツーリズム農村民泊体験や由布市商工観光課との連携によるバスツアー等、地域に根ざしたフィールドワークを通じて、地域を盛り上げる人材の育成に取り組んでいます。
また、実践的な避難所運営訓練を行うなど防災意識の向上にも取り組んでおり、防災の視点を踏まえつつ、由布市の観光や産業を研究し、産業文化の担い手となる人材育成を推進しています。
ご提言にある立命館アジア太平洋大学とは、共同研究の実施や、由布高校が育てたい生徒像の共有化のため「コンソーシアム」に参画いただくなど連携を図っています。
さらに、本年4月に同大学に新設されるサステイナビリティ観光学部では、地域の自然・歴史・文化の価値を発見し、保護しながら観光資源として磨き、地域の持続可能な開発に貢献できる人材育成を目指すとされており、今後は観光をテーマとした授業構築など、更なる連携の推進に努めていきたいと考えています。
今後も地域の観光産業の振興とツーリズムの推進の一翼を担いつつ、防災の視点を兼ね備えた人材育成を進めていきます。
教育庁 高校教育課
Tel:097-506-5607