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約18年間、小学校等登校時の見送り活動をしていますが、横断歩道で停止しない車両も多く危険を感じています。特に自転車通学の高校生はほとんど一時停止しないため、横断中の小学生等と衝突しそうになることが度々見受けられます。通学時間帯のパトロール強化や高校生に対する安全教育の徹底が必要であると感じていますが、どのような対策をしているのでしょうか。
自転車は、身近な乗り物として幅広い年齢層に利用されていますが、特に登下校で自転車の利用機会が多い高校生の安全教育は重要と考えています。
県では、昨年4月に施行した「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」に基づき、毎月1日の「交通マナーアップの日」や20日の「県民交通安全日」における登下校時間帯の街頭啓発のほか、県が委嘱した講師を高校に派遣して交通安全教育を行うなどして、高校生の交通マナーアップを図っています。
昨年は、高校生に興味を持ってもらえるよう、自転車の交通違反を分かりやすく解説したマンガ形式のテキストと啓発動画を制作し、県内全ての高校に配布して、ホームルーム等での交通安全指導に活用してもらっています。
また、教育庁では、各高校で生徒に適切な指導を行えるよう、教職員に対して、交通安全に係る研修を行っています。
引き続き、高校生に対する交通安全教育や啓発を行って、自転車利用時の交通マナーアップと事故防止を図っていきます。
生活環境部 生活環境企画課
Tel:097-506-3062