県道「森耶馬溪線」の道路改良について（令和４年６月回答）

ご提言の内容

　県道「森耶馬溪線」は、耶馬日田英彦山国定公園内をドライブできる県道ですが、玖珠町境から中津市に入った途端、センターラインがなく大型車両だけでなく普通車も行き違いが困難なほど幅員が狭い未改良の区間があります。春秋の観光シーズンの混雑緩和、安全性の確保のためにも道路改良してもらえないでしょうか。

回答

　森耶馬溪線の中津市耶馬溪町と玖珠町の町境付近では、ご指摘のとおり、約６００ｍにわたり急崖地と河川に挟まれたセンターラインのない幅員狭小区間が存在します。
　本区間を含むこの区域は、岩峰や渓谷の景観美が特に優れた景勝地であり、名勝耶馬溪保存管理計画で定められた第1種保護地区、さらに自然公園法に基づく耶馬日田英彦山国定公園特別保護地区にも指定されており、大規模な地形改変を伴う工事の実施は、文化財や観光地としての価値を損なうおそれがあります。
　そのため、これまで混雑緩和、安全性の確保の対策として、前後区間における路肩整備や右折レーンの設置などを実施してきたところです。今後も引き続き、適切な維持管理に努めていきますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

この回答に関する問い合わせ

土木建築課　道路建設課

Tel:097-506-4586