林業支援について（令和４年６月回答）

ご提言の内容

　山の多い場所に移住する場合、仕事としての林業は需要が多いと思います。独立して林業をしたい方への保険・安全装備・仕事・その他研修などの情報提供や政策支援が必要ではないでしょうか。

回答

　豊かな森林資源に恵まれた山村において、林業は、健全な森林を造成し環境を保全する重要な産業であるほか、雇用の確保や木材の生産を通じて、地域の振興にも大きく貢献しています。
　このため、県では、林業の担い手を確保するため、県内外で定期的に「おんせん県おおいた就農・就業応援フェア」を開催し、林業に興味がある方の就業相談を行っています。さらに、林業を新たに始めようとする方に対しては、林業の知識や技術を学ぶ１年間の研修「おおいた林業アカデミー」を開講しており、これまで延べ５０名が受講し、林業の現場で活躍しています。林業就業後は、チェンソー等の振動工具により発生する振動障害の健康診断や蜂毒の抗体検査など安全対策補助に加え、大分県林業研修所において技能講習等を行うなど一連の支援を実施しています。
　また、労働者を雇用し林業を行う場合は、機械や安全装備、実際の仕事を通じて指導するＯＪＴ研修への補助など、支援の充実を図っています。
　今後も、引き続き林業に興味のある方や、就業を希望する方に向けた情報発信を行うとともに、林業の担い手の確保・育成に努めます。

この回答に関する問い合わせ

農林水産部　林務管理課

Tel:097-506-3821