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留学生に、日本で働きたいという意見が多いのに驚かされます。ついては、立命館アジア太平洋大学を卒業した海外在住の留学生OBOGから、日本や大分県に対する率直な意見、提言を聞き、地域を支える人材の育成やネットワークづくりに役立ててはどうでしょうか。
立命館アジア太平洋大学をはじめとする県内大学で学ぶ留学生は、今後、地域を支える人材となり得る貴重な存在です。県内での就職や起業により、留学生のネットワークを活用して母国と大分県をつなぐビジネスにチャレンジしてもらうことは、県経済の活性化のためにも大変意義のあることだと考えています。
このため、県は、平成28年に「おおいた留学生ビジネスセンター」を設置し、企業説明会や起業講座、留学生採用に関心のある企業の開拓などを通じて留学生の県内定着を図ってきました。また、今年度からは、県内企業をよりよく知ってもらうため、新たに留学生のインターンシップを促進し、大分県への定着を一層進めていくこととしたところです。
加えて、海外で活躍している立命館アジア太平洋大学卒業生等の留学生OB・OGの方々の意見を聞き、活用することも大事です。これまで、県の海外プロモーションに協力してもらうなど、留学生OB・OGの力を活用してきましたが、今後も現地県人会など様々な機会をとらえて、立命館アジア太平洋大学など県内大学卒業生の大分県に対する思いや意見を聞き、地域人材のさらなる育成やネットワークづくりに生かしていきます。
企画振興部 国際政策課
Tel:097-506-2040