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全国の市町村ではさまざまな特産を使用したふるさと納税が定着しています。大分県として、県内の市町村に対し、ふるさと納税のアドバイスなどはしているのでしょうか。大分県も何か力強い特産品、特色を打ち出していくと良いと思います。
ふるさと納税は、ふるさとやお世話になった自治体への感謝の気持ちを伝える仕組みであり、自治体が自ら財源を確保し、地域経済の活性化を図る上で重要な役割を果たしています。
県内の各市町村は創意工夫しながら、ふるさと納税制度に取り組んでおり、例えば、地元の農畜産物を季節に応じてお届けする定期便や水中洞窟でのシュノーケリング、宿泊補助券など、寄附者が直接その市町村の魅力に触れることができる体験型返礼品を用意しています。
また、返礼品は地場産品に限られていることから、特産品が少ない市町村が活用できるよう、県では、県のブランドである「大分かぼす」、「おおいた和牛」、「おおいた冠地どり」などを県内市町村の「共通の返礼品」として認定しています。
このような取組により、令和2年度の県内市町村への寄附金総額は約88億円と2年連続で増加していますが、全国順位はまだまだ中位であり、県では昨年度から、返礼品の工夫点やPR方法などを学ぶために、先進自治体による講演会をスタートしたところです。
今後とも、県内市町村のふるさと納税が魅力あるものとなるよう、県としても各市町村の取組を強く支援していきます。
総務部 市町村振興課
Tel:097-506-2420