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小学校教育への英語教育を組み入れる件については、私立学校が先行しています。
東京にある多数の私立中学校の入学試験では英語が必須となっています。教育格差、子育て環境格差を是正するためや、若者や子育て世代の大分県離れを阻止する対策の一環として本格的英語教育の導入という特色ある教育に取り組んでほしいです。
小学校の教員の中には、まだ英語を指導することに自信が持てないと感じている教員も多く、指導経験の 少ない教員の英語指導力向上のための支援が必要であるところです。そのため、平成30年度から、県教育委員会ホームページ内の教育庁チャンネルを活用して、指導の参考となる授業動画を教員向けに発信しています。また、令和3年度から、県内英語教育推進校18校を指定し、「聞く・読む・話す・書く」の4技能を測る民間テストを実施し、児童の実態に基づく授業改善を推進するとともに、その成果を県内の小学校に普及することで英語指導力の向上に努めています。
さらに、質の高い英語教育のため、33名の小学校英語専科教員を配置し、所属する学校だけでなく、複数の近隣校でも授業を行うことで、地域全体における授業改善を進めています。
今後とも、小学校教員の英語指導力を向上させることにより、県内全ての子ども達が英語に慣れ親しみ、英語でコミュニケーションを図る基礎となる力を育成していきます。
教育庁 教育改革・企画課
Tel:097-506-5421