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高齢者の増加に伴い、自宅で介護が難しい等の理由から老人保健施設の入所希望者が多くなると思います。現在でもなかなか空きがないようです。県営の老人保健施設の設立は難しいでしょうか。
介護を必要とする高齢者が入所する施設については、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護医療院などがあり、これら施設は、介護サービスを必要とする要介護者の人数を推計した上で、市町村ごとに整備目標を定め計画的に整備を進めています。
介護老人保健施設については、令和3年の整備目標が4,497人に対して、令和3年4月1日時点で県内に69施設、入所定員で4,507人分と10人分多く整備されています。今後も介護サービスを必要する要介護者の増加を見込んでいますが、介護老人保健施設に加え、介護医療院など施設介護サービス全体でその提供を計画しています。なお、介護老人保健施設は、医師や看護師が配置され、医学的管理下で介護を行う施設であるため、医療法人が運営主体となる場合が多く、現時点では、市町村や県が運営主体となる施設は計画されていません。
今後とも、施設入所が必要な中重度の要介護高齢者が安心して施設サービスを受けられるよう、市町村とともに施設整備等を進めていきます。
福祉保健部 高齢者福祉課
Tel:097-506-2682