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大分県では来年度、全国育樹祭が開催されます。森林豊かな大分を次の世代の子どもや若者に引き継ぐため、これを機に森林づくりや森林と暮らしの関わりなど、森林に関する教育を強化してはどうでしょうか。
また、取組の内容を全国にアピールしてはどうでしょうか。
全国育樹祭は、継続して森を守り育てることの大切さを普及啓発するため、毎年秋に開催されています。
今大会では、「木を伐って使い・植えて育てる」森づくりの環を県民総参加で広げることや、次代の森林・林業を担い支える人材の育成を基本方針としており、特に子どもたちに豊かな大分の森林・林業にこれまで以上に興味・関心を持ってもらうための様々な取組を進めています。
具体的には、今年度から子どもの学びの段階に合わせた「森林・林業体験プログラム」や、「大分の森林・林業副読本」の作成に加え、学校教育にも対応できる「森林・林業教育指導者」を養成するなど、教育機関と連携した森林教育の新たな体制整備を進めています。
そのほか、体験型子ども科学館O-Laboと連携した森林学習講座や県農業文化公園での自然体験教室等、子どもたちが自然にふれあうイベントも多く開催しています。
来年の育樹祭開催後も、このような取組を継続することで森林に関する教育を充実させるとともに、全国育樹祭を通じて本県の取組を全国に発信していきたいと考えています。
農林水産部全国育樹祭推進室
Tel:097-506-3852