若者の県内就職・定着の促進について（令和３年６月回答）

　若者の人口の増加対策として、県外から県内に進学して県内に就職した学生や、県内から県外に進学し卒業後に県内に戻って就職した学生に対して、奨学金の支給や返還免除を実施してはどうでしょうか。
　また、社会人に比して本県への定住について障壁が少ない大学・専門学校等の学生に対する定住化対策が有効だと考えます。そこで、他県でもアピールしている自然環境や食材の豊かさだけではない、本県独自の魅力をアピールする必要があるのではないでしょうか。

　県では、県内企業の将来を担う人材の県内就職・定着を促進するため、ＵＩＪターン就職希望者が県内企業の採用面接を受ける際の経費や、県外学生等が県内企業のインターンシップに参加する際の経費の一部を助成しています。
　また、本県の魅力をアピールするため、県内高校等の卒業生や県内での就職を検討する県内外在住の20代までの若者へ、大分の旬で魅力的な地域情報や県内企業情報、就職イベント等開催情報をメールやＷＥＢマガジン等で発信しています。特に、福岡在住の若者に対しては、福岡市中心部に設置した拠点施設「dot.」において、参加者のＵＩＪターンに対する意識や関心レベルに応じて県内企業の情報発信を行うイベント等を実施しています。
　今年２月には「大分県内で働きたい、大分に移住してみたい」方々を応援するため、県内企業情報や求人情報、暮らし情報等を集約した就職情報等基盤サイト「ＦＡＶＯｉｔａ（ふぁぼおおいた）」を開設し、県内企業の魅力等を発信しています。
　今後も、就職関連情報や地域情報をタイムリーに発信することにより、将来を担う若者の県内就職を後押ししていきます。

商工観光労働部雇用労働政策課

Tel：097-506-3340