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昨今、仕事や家事、子育てをしている共働きの家庭が増えており、放課後児童クラブは多くの子どもたちの毎日の生活の場となっています。しかし、残念ながら他県では支援員による不適切な事案が散見されています。健康や安全の管理と、子どもの成長段階に見合った適切な指導が行われて、はじめて放課後児童クラブの役割を果たすことができると考えますが、支援員の資質の確保のための設置・運営基準などは設けているのでしょうか。
ご指摘のとおり、放課後児童クラブを利用している児童が、明るく衛生的な環境で、素養があって適切な訓練を受けた職員の支援により、心身ともに健やかに育成されることは大変大事なことです。
お尋ねの放課後児童クラブの設置・運営については、住民にもっとも身近な各市町村が、厚生労働省の基準も参考に「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」を条例で定め、運用しています。
県としては、各市町村の条例や基準が適切に運営されるよう、放課後児童支援員の資格認定研修や放課後児童クラブを支える人材育成を目的としたスキルアップ講座などを実施しているところです。
引き続き、市町村とも連携しながら、児童への適切な支援に努めていきます。
福祉保健部こども未来課
Tel:097-506-2707