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SDGs(持続可能な開発目標)とDX(デジタルトランスフォーメーション)、エシカル、サブスクリプション、フィンテックは全てが関連したキーワードです。この5つのキーワードの内容を知るのと知らないのでは生活の幅が大きく変わります。
SDGsだけではなく、関連する5つのキーワードの内容を県民に対して啓発するとともに、中高生の授業にも採用してはどうでしょうか。
【用語解説】
DX:データやデジタル技術を活用し、組織やビジネスモデルを変革し続け、価値提供の方法を抜本的に変えること
エシカル:法律などの縛りがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていること
サブスクリプション:「料金を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用することができる」形式のビジネスモデルのこと
フィンテック:金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動きのこと
誰一人取り残さないというSDGsの理念は、本県が進める長期総合計画「安心・活力・発展プラン2015」の取組と軌を一にするものであり、プランに掲げる政策・施策を着実に推進することで、SDGsの理念の共有と実現を図ることができ、県民への周知が進むものと考えています。
例えば、プランでは「先端技術への挑戦」を取組の柱の一つに据えており、IoTやAI、ロボット、ドローンなどの先端技術を活用しながら、地域が抱える様々な課題の解決を進めているところです。
さらには、生活の利便性の向上を図るため、多様化するニーズに対応した完全キャシュレス化や、DXの進展を踏まえた行政手続きの電子化などにも取り組んでいます。
また、学校教育では、教科や「総合的な学習の時間」などにおいて、社会とのつながりや多様性を尊重した「持続可能な開発のための教育」(ESD)の実践・普及に取り組んでおり、新時代の到来を見据えた学びのSTEAM化や学びを支える先端技術の活用にも力を入れています。
ご提言のありましたキーワードも踏まえながら、SDGsの考え方を包含したプランに基づく政策・施策を展開し、ポストコロナの社会を見据えた大分県づくりを進めます。
企画振興部政策企画課
Tel:097-506-2031