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昨年の台風10号の際、国東市武蔵町の武蔵川で流量を調整する「可動堰」が正常に作動しなかった問題がありました。県は先日、可動堰を確実に動かすための「調整ボルト」が欠落していたことが原因だったと発表しました。しかし、正常に稼働したとしても、同じ事故が起きない保証はありません。機械だけでなく、手動でも動作可能の手段を講じておく必要があると考えますが、県はどのように考えていますか。
ご指摘の可動堰は自動的に転倒(作動)する仕組みとなっているとともに、手動で転倒させる機能も有しています。
令和6年8月29日の災害時においては、当該可動堰が転倒していないことの通報を受け、管理していた手野井堰管理組合がこの機能を使って、手動で転倒させました。
ご提言のとおり、県が設置する可動堰については、引き続き自動転倒に加え手動で転倒させる機能を付加する対策も講じていきます。
なお、再発防止に向けて工事監督の強化にも努めてまいります。
土木建築部 河川課
TEL:097-506-4593