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本格的な人口減少時代が到来し、中山間地域では小規模集落が大幅に増加することが見込まれている中、県では、「住み慣れた地域に住み続けたい」という住民の願いを叶えるため、集落同士が機能を補い合うネットワーク・コミュニティの構築を進めています。
ネットワーク・コミュニティの構築においては、活動の核となる地域コミュニティ組織の自立的運営が重要となるため、県ではこの度、研修会や地域コミュニティ組織同士の情報交換を通じて、市町村圏域を超えた連携を促し、地域コミュニティ組織の意識醸成を図ることを目的に「大分県地域コミュニティ組織広域協議会」を開催することとしました。
5月10日(木曜日)、第一回目となる協議会を開催いたしましたので、その概要をお知らせします。
日時 : 平成30年5月10日(木曜日) 13時00分~16時00分
場所 : 大分県庁舎本館2階 正庁ホール
次第 : (1) 広域協議会について(説明:県地域活力応援室)
(2) グループワーク(コーディネーター:山浦准教授)
(1) 各地域コミュニティ組織が抱える課題を洗い出す
(2) 今年度協議会で何ができるか考える
講師 : 大分大学 経済学部 准教授 山浦 陽一 氏
概要 : ○ 出席者 約130名(うち地域コミュニティ組織62組織 72名)
○ 地域コミュニティ組織と行政からなる班(設立年数ごと・17班)に分かれ、
グループワークを実施
○ グループワークで洗い出した課題の内、広域協議会で解決に向けた取組が
できるものを分類
【今回出された広域協議会でやりたいこと】
(1)総会資料を持ち寄っての運営ノウハウの共有
(2)特徴的・先進的なイベント、活動への参加
(3)広報誌・HP等を持ち寄っての広報ノウハウ共有・試作
第一回広域協議会グループワークまとめ [PDFファイル/64KB]
グループワーク(1)「地域コミュニティ組織の課題」各班集計結果シート [PDFファイル/163KB]
グループワーク(2)「広域協議会でやってみたいこと」各班集計結果シート [PDFファイル/140KB]
第一回目である今回は、地域コミュニティ組織同士の顔合わせ、課題の共有を中心としてグループワークを行いました。
今後、第一回で出された意見を踏まえ、今年度の広域協議会スケジュールを検討していきます。