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コンタクトレンズによる眼障害について
-カラーでも必ず眼科を受診し、異常があればすぐに使用中止を-
コンタクトレンズの使用者は全国で1,500 万~1,800 万人ともいわれ、国民の約
10 人に1人がコンタクトレンズを装用していると見込まれます。また、カラーコ
ンタクトレンズは、おしゃれアイテムの一つとして定着してきており、コンタク
トレンズの市場全体で近年拡大傾向が見られます。
一方で、事故情報データバンクには、平成28 年1月から令和3年7月までの約
5年半の間に、コンタクトレンズに関する事故情報が242 件、うちカラーコンタク
トレンズによる事故情報が75 件寄せられています。中には、治療に1か月以上要
した事例も6件報告されています。
コンタクトレンズは視力補正を目的としないカラーコンタクトレンズも含めて
医療機器(高度管理医療機器)であり、適正に使用しなければ眼障害を引き起こ
す可能性があります。重篤な眼障害を引き起こさないためにも、コンタクトレンズ
を使用する場合は、以下の点に注意しましょう。
(1)購入する際は、カラーであっても、まず眼科医を受診し、自分に合ったコン
タクトレンズを処方してもらい、定期検診の頻度を決めてもらいましょう
(2)使い方を守り、適切なレンズケアを行いましょう
(3)目の充血や異物感、痛み、まぶしさ、かゆみなどの異常を感じたら、すぐに
レンズを目から外し、直ちに眼科医に相談しましょう
海外からインターネット等を利用して購入(個人輸入)するもの(海外で購入
し持ち帰るものも含む。)は、医薬品医療機器等法に基づいて品質、有効性及び安
全性の確認はされていません。このため、健康を害する危険性があります。また、
外装等も海外仕様であるため、トラブルがあっても製造元に連絡することは難し
く、健康被害が起こっても何らかの保証があるものではありません。保健衛生上
の危険性があることを認識しましょう。
※消費者庁からの注意喚起の詳細については、下記の消費者庁ホームページからご確認ください。