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0~1歳児のベッドからの転落事故に御注意ください!
-頭部を負傷する事故に加え、窒息事故も報告されており、ベビーベッドの安全基準が見直されています-
6歳以下の子どもが、主に就寝時などに大人用ベッドやベビーベッドから転落することにより負傷又は窒息する事故報告が、医療機関から消費者庁へ寄せられており、平成27 年1月から令和2年9月末までに、計912 件の報告がありました。中でも0歳児が534 件、1歳児が160 件と多くを占めていました。
数十センチメートルの高さのベッドでさえも、転落すると、頭蓋骨骨折や頭蓋内損傷のおそれがあります。また、ベッドと壁や物との間に頭が挟まれるなどして窒息するケースもあり、場合によっては命を落とす危険性があります。落事故防止のため、0~1歳児は、大人用ベッドに寝かせるのではなく、できるだけベビーベッドに寝かせましょう。
ベビーベッドは、常に柵を上げて使用し、収納扉がロックされていることを必ず確認しましょう。なお、令和元年11月15日付けで、消費生活用製品安全法の特別特定製品であるベビーベッドの適合性検査の実施に当たり、新基準が適用されています。旧基準の製品を使用する場合は、収納部分の扉のロックが壊れていたら、直ちに使用を中止してください。
新基準は「床板を下げた時に収納スペースが生じない場合(収納部分がなくなる場合)を除き、開口部と床板の上面の間隔は85ミリメートル以下であること」となっています。
※消費者庁からの注意喚起の詳細については、下記の消費者庁ホームページからご確認ください。