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農業農村整備事業の実施にあたり、北部振興局や宇佐市役所から現地調査を要請され、関係者10名で土壌断面調査を行いました。今回は中津市のモモ栽培予定農地2箇所で、主に排水対策技術や土壌改良方法を検討しました。今回の結果に基づいて、モモ栽培に適した圃場が整備されます。
●問合せ先
農業研究部 土壌・環境チーム
0974-28-2072
7月31日に由布市の圃場において、中部振興局の職員20名を対象に土壌断面調査の研修を行いました。当研修会では、花木作付圃場の選定時の排水対策技術の考え方について、実地で調査手法を学びました。研修で習得した内容を、今後の普及活動に生かすことが期待されます。
●問合せ先
農業研究部 土壌・環境チーム
0974-28-2072
今年で57回目となる大分県茶品評会審査会を、農林水産研究指導センターの検茶室で実施しました。煎茶の部、玉緑茶の部に県内各地から昨年同様の28点の出品があり、3人の審査員が外観(見た目)、内質(香気(香り)、水色(お茶の色)、滋味(味わい))について審査を行い、高品質なお茶を選定しました。今後、審査結果を出品者に繋ぎ、より質の高い茶生産を推進します。
●問合せ先
農業研究部 葉根菜類・茶業チーム
0974-28-2082
7月25日にJAおおいた豊肥エリア会議室で標記研修が開催され、「甘太くん」部会青年部の生産者を中心に15名が参加しました。当チームから、土壌消毒の考え方について講演を行いました。講演後には、土壌病害虫の発生原因となる残渣の処分や今夏の渇水に苦労されているとの意見もありました。今後も研究会などを通じて病害虫防除の情報共有や技術の向上に取り組んでいきます。
●問合せ先
農業研究部 病害虫対策チーム
0974-28-2078
ピーマンのタバコガ類及び軟腐病対策のため、地域農業振興課の事業により中部局及び豊肥局が設置している交信攪乱剤(コンフューザーV)普及展示圃調査に参加しました。設置2週間後においても、同剤設置圃場では、未設置圃場よりタバコガ類の発生が少ない傾向でした。両病害虫は9月まで発生するため、産地普及に向けて調査を継続していきます。
※交信攪乱剤
害虫のメスのにおい成分(フェロモン)を含んだひも状のチューブ。メスのにおいが圃場全体に拡散し、オスはメスを探せず交尾できなくなり、産卵数が抑制される。
●問合せ先
農業研究部 病害虫対策チーム
0974-28-2078
当部では今年度から国の試験研究機関である林木育種センターから委託を受け、昨今の花粉症対策ニーズに対応するため、ヒノキのエリートツリー等の少花粉品種の開発を短期間で進めるための取り組みを始めました。
場内の採穂園においてヒノキにジベレリン(植物の成長や開花などを促進する植物ホルモンの一種)を接種し、今後の雄花着花状況を調査していきます。
●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0978-23-2146
7月28日~29日に、九州内の国や県の林業関係公設試験研究機関場所長会議が開催されました。
今年度から各県持ち回り開催となり、大分県が最初の開催地に選ばれました。会議では各機関から情報が持ち寄られ、試験研究に関する情報交換や国等への要望について議論されました。会議終了後、場内施設の視察を行うと、各県の場所 長から施設や研究に関する様々な質問が寄せられました。
●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0978-23-2146
7月23日~24日に、採用4年目の林業職員や市町村職員、林業普及指導員を対象に、試験研究機関の取り組みに関する研修会を開催し、16名の参加がありました。
県産材の乾燥技術や強度測定、スギ等の育種、鳥獣害対策と幅広い分野に関する研修を行いました。
普段の業務に加え、試験研究分野の知識を学ぶことによりエキスパートと呼べる人材に成長してくれるものと期待しています。
●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0978-23-2146
落葉果樹チームでは25種類以上のナシを栽培しており、7月23日からナシ品種「はつまる」を先頭にナシの収穫がスタートしました。8月上旬には「香麗」「あまひびき」等、極早生品種の収穫がピークを迎えます。本年は高温の影響からか平年よりやや早い収穫となっています。
●問合せ先
果樹グループ 落葉果樹チーム
0978-37-0149
杵築市と日出町のFs(ファーマーズスクール)生の研修が令和7年6月16日に温州ミカンチームで行われました。ハウスミカン栽培管理の基本と垣根仕立て栽培等について、圃場を見学しながら意見交換が行われ、作業の軽労化、高品質果実生産といった若手生産者のニーズを知ることができました。
●問合せ先
果樹グループ 温州ミカンチーム
0978-72-0407
当グループでは、水稲・大豆・麦(小麦・大麦)の新品種を選ぶための試験を実施しています。
水稲品種の選定においては、収穫までの間に、出穂期や成熟期、病害虫および倒伏の発生程度などの調査を行っています。また、生育期間の草丈や茎数の推移もみることで、細かな品種特性把握に努めています。
今後も地域に適した優良品種の選定と安定生産を目指していきます。
●問合せ先
水田農業グループ 企画指導担当または水田農業チーム
0978-37-1160
来年以降の水稲・大豆の栽培に使われる種子(原種)について、今年度の移植および播種作業が完了しました。
水稲では「なつほのか」「ヒノヒカリ」「にこまる」の3品種、大豆では「ちくしB5号」「すずおとめ」の2品種を栽培しています。
今後は、病害虫の防除や異形株の除去などを丁寧に行い、農家の皆さんに良質な種子を安定して届けられるよう努めていきます。
●問合せ先
水田農業グループ 企画指導担当または水田農業チーム
0978-37-1160
梅雨が早く明けたので、落葉果樹チーム全員で屋根掛けブドウのビニール剥ぎを行いました。その後、カラスなどの鳥害を防止するために防鳥ネットを張りました。
曇天日でしたが、それでも非常に暑く、こまめな水分補給で熱中症対策を十分に心掛けました。
●問合せ先
果樹グループ 落葉果樹チーム
0978-37-0149
原木乾シイタケ用品種育成の取り組みとして、新品種の選抜を行う判定会を開催しました。
判定会では、しいたけ種菌メーカーの研究員等に参加頂き、発生量・形状・発生時期等を審査しました。高評価の品種については、今後、生産者の協力を得て現地栽培試験を行うこととしています。
●問合せ先
きのこグループ 企画指導担当
0974-22-4236
トマト、ピーマンの高温対策としてアルミマルチを設置しました。アルミマルチは光反射率が高い資材で、夏場に畝の上に敷くことで地温の昇温抑制効果が期待されています。今後も様々な対策を検証していきます。
●問合せ先
農業研究部 果菜類チーム
0974-28-2081
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