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当グループでは、醤油・パン用小麦「はるみずき」の品質向上に向けた試験に取り組んでいます。
試験実施にあたり、現地の栽培方法の課題を把握するため、振興局とともに、県下20ヶ所の圃場で管理や生育の状況を調査しています。
今後は、生育・収量・品質の調査を行い、現地実態を把握した上で、より良い栽培技術を開発していきます。
●問合せ先
水田農業グループ 企画指導担当または水田農業チーム
0978-37-1160
2月6日にJA全農おおいたで標記研修会が開催され、県内若手生産者など約40名が参加しました。当チームからは、灰色かび病における環境制御の重要性について講演を行いました。農薬に頼らない対策事例として、イチゴで試験中のダクト配置改善等による湿度環境の制御技術を紹介しました。今後も研修会等を通して情報提供や生産者の技術向上に寄与していきます。
●問合せ先
農業研究部 病害虫対策チーム
0974-28-2078
当グループでは、水稲・大豆・麦栽培における化学肥料削減のため、牛・豚・鶏ふんを活用した施肥技術の研究を行っています。
その一環で、牛ふん堆肥を分げつ肥として麦の4葉期に各試験区に散布しました。
それぞれの堆肥を基肥や穂肥として代替することにより、化学肥料を削減した施肥体系を確立させ、環境負荷の低減を目指します。
●問合せ先
水田農業グループ 企画指導担当または水田農業チーム
0978-37-1160
当部では水産関係職員(水産研究部等研究員、漁業公社職員、県振興局水産業普及指導員)の相互理解と資質向上を図るため、昭和45年から研究発表会を毎年行っています。
今年度は1月31日に大分市で開催し、合計13課題の研究発表がなされ、熱心な質疑や討論が行われました。
●問合せ先
水産研究部 企画指導担当
0972-32-2155
原木シイタケの栽培試験に使用するクヌギ原木3,000本が搬入されました。
2月中旬から駒打ち作業を行い、原木シイタケの安定生産技術の研究等に使用していきます。
●問合せ先
きのこグループ 企画指導担当
0974-22-4236
令和6年度きのこグループ研究状況報告会を1月23日に開催しました。源兵衛塾塾生や自主研グループを迎え、現在実施中の試験課題について情報提供を行いました。課題は以下のとおりです。
(1)「原木の伐採・玉切り時期の検討」
(2)「少雨に対応した散水管理技術の検討」
(3)「乾シイタケの発生と気象要因の解析について」
参加者から活発な意見をいただきました。
●問合せ先
きのこグループ 企画指導担当
0974-22-4236
令和6年度の林業研究部研究発表会を1月30日に開催しました。50名を超える参加者を迎え、当研究部の研究成果について発表するとともに広域普及指導員並びに豊肥振興局から情報提供を行いました。
研究発表課題は以下のとおりです。
(1)「スギ心去り構造用製材等の品質に関する研究」
(木材チーム 古曳上席主幹研究員)
(2)「疎植造林による育林施業体系に関する研究」
(森林チーム 松本主任研究員)
●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
林業研究部の早生樹の取り組みに対して視察申し込みが増えています。1月は高知県議会11名による造林放棄地対策に関する視察と、竹田直入林研グループ連絡会11名による早生樹造林への取り組みに関する視察が行われました。また、2月は広島県内の森林組合も視察来訪される予定です。
●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
林業研究部では、スギやヒノキに替わる早生樹の検討としてコウヨウザンに関する調査を実施しています。
今回、萌芽状況及びその後の育林施業方法について検討するため、佐伯市で昨年11月にコウヨウザンを伐採した跡地に試験地を設定しました。
シカやウサギの被害を避け、適正な育成方法について検討を進めていきます。
●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
12月10日に大分市で標記研修会が開催され、県内農業団体職員や農業関係の県職員など約150名が参加しました。農業研究部からは、土壌・環境チームより高糖度カンショについて、病害虫対策チームよりネギアザミウマの薬剤感受性検定等3課題についてそれぞれ発表を行いました。
今後も研修会等を通して情報提供や技術の向上に取り組んでいきます。
●問合せ先
農業研究部 病害虫対策チーム
0974-28-2078
当研究部では4~6月の出荷端境期(養殖ブリ出荷量減少期)の解消に向けて、8月採卵ブリの種苗生産と現地試験を行っています(タイムリー情報No1732(2024年8月8日 発信)参照)。これとは別に昨年10月採卵ブリ種苗約1万3千尾を、1月16日に佐伯市蒲江の養殖場へ試験出荷しました。
8月採卵よりも2か月遅い10月に採卵したブリでも出荷端境期に高品質なブリとなるか、養殖業者と共に調査していきます。
●問合せ先
水産研究部 企画指導担当
0972-32-2155
昨年3月から今年1月に学会等で表彰された農林水産研究指導センターの職員3名が、令和7年1月27日に、農林水産部長に受賞の報告を行いました。職員はそれぞれ受賞した論文の概要等を報告し、県の技術発展に向け意欲を新たにしていました。
●日本農業気象学会論文賞 受賞
農業研究部果樹グループ 温州ミカンチーム
上席主幹研究員(チームリーダー) 矢野 拓
●九州森林学会論文賞 受賞
林業研究部 森林チーム 主任研究員 松本 純
●第3回研究支援功労賞 受賞
林業研究部 業務技師 金古 美輝夫
●問合せ先
農林水産研究指導センター 研究企画担当
0974-28-2074
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