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転炉スラグは、製鉄所の製鋼工程で生成される副産物で、土壌p Hを長期的に安定して維持できる優れた土壌改良資材です。本試験では、多年生野菜であるニラの収量および品質に与える影響について研究をしています。令和5年度に定植したニラの収穫調査を5月1日に実施しました。今後も調査を継続し、転炉スラグの効果を検証していく予定です。
※多年生野菜とは、一度植えると冬に地上部が枯れても地下の根が生き残り、春になると再び芽を出す野菜のことです。

●問合せ先
農業研究部 土壌・環境チーム
0974-28-2072
県内では、中山間地域における花木類の栽培を推進しています。今回、花きグループでは土壌改良剤が初期生育に及ぼす効果を検証するため、サカキ苗の定植を行いました。定植時には、土壌改良剤として杉皮バークを定植穴に混和しており、今後その効果について継続的に調査していきます。

●問合せ先
農業研究部 花きグループ
0977-66-4706
農業農村整備事業の実施にあたり、国東市の整備予定地で、東部振興局の職員も参加し、主に排水対策技術や土壌改良方法を検討するための調査を行いました。今後は調査結果に基づいて、露地野菜などの栽培に適した基盤整備を進めていきます。

●問合せ先
農業研究部 土壌・環境チーム
0974-28-2072
毎年4月から10月まで写真の2つのトラップを試験場内に設置し、カメムシの誘殺数を調査しています。目的は、カメムシの発生ピーク時期や通年の発生量を把握し、生産現場の効率的な防除に役立てることです。近年のカメムシ発生量は年次、地域差が大きく予測が難しいですが、より正確な情報を現場に届けられるよう努めていきます。
●問合せ先
果樹グループ カボス・中晩柑チーム
0972-82-2837
県内では、4月19日に宇佐市の茶園で、お茶の収穫が始まりました。当チームでは、新しいお茶の品種を選定する試験を行っており、4月20日からは収穫後に加工したお茶の品質調査も開始しました。これからお茶の収穫が本格的になる時期を迎えることから、県内の気候や土壌に適応する品種を調査していきます。

●問合せ先
農業研究部 葉根菜類・茶業チーム
0974-28-2082
令和8年度は、肥料コスト削減と高温に強い品種の比較試験に取り組んでいます。1月に播種して育苗した苗を、4月17日に農業研究部の試験圃場(豊後大野市、標高151m)に定植しました。今後、肥料や品種の違いが生育・収量に及ぼす影響について調査する予定です。

●問合せ先
農業研究部 葉根菜類・茶業チーム
0974-28-2082
小麦「チクゴイズミ」の原種の赤かび病防除(2回目)を行いました。今月16日には赤かび病の注意報が発表されており、発生リスクが高まっています。
原種は、採種農家へ供給される種子の"もと"となる大切なものです。
赤かび病は、品質低下の原因となるため、天候を見極めながら生育期間中に複数回の防除を実施しています。
試験場では、このような厳格な栽培管理のもとで栽培し、健全で質の高い種子の生産に取り組んでいます。

●問合せ先
水田農業グループ 企画指導担当または水田農業チーム
0978-37-1160
大分県立農業大学校の研修を通して、畜産の技術・知識 を習得し、修了後に経営者として活躍できるスキルを身につけることを目指します。研修生は「この研修で実践的な経験や資格取得に励み、将来は独立して地域に貢献できるような農家を目指します!!」と抱負を語ってくれました。
●問合せ先
畜産研究部 企画指導担当
0974-76-1214
豊前海に広がる干潟域の有効活用と新たな資源の創出を目指して、寒天原料や刺身のツマなど食用になるオゴノリ類の養殖技術を開発中です。
昨年6月に宇佐地先の干潟に設置した養殖網からバラツキはあるもののオゴノリが大きく生長しましたので収穫しました。なかには手作業では抱えきれないほどに繁茂した網もあり、船で輸送しました。
今後の技術開発に活かしていきます
●問合せ先
北部水産グループ 養殖環境チーム
0978-22-2405
当研究部ではアユの資源状況の変化を把握するため、番匠川での遡上時期やサイズなどの記録を毎年行っています。遡上が終了する5月末まで調査を行う予定であり、直近では4月8日に調査を行いました。

●問合せ先
水産研究部 企画指導担当
0972-32-2155
茶の収穫適期の指標となる萌芽の調査をしています。農業研究部の標準的な茶園(豊後大野市、標高約160m:品種「やぶきた」)では、昨年よりも2日早い4月9日に萌芽しました。気温の長期予報や平年値から推測すると、摘採日は昨年より3日早い5月4日となりそうです。

●問合せ先
農業研究部 葉根菜類・茶業チーム
0974-28-2082
転炉スラグは、製鉄所で鋼を製造する過程でできる副産物で、石灰や鉄分を多く含む資材です。一度施用すると長期的に土壌改良効果を発揮すると考えられています。土壌酸度が低く、植物が利用できるリン酸が少ない黒ボク土の原野において、各種リン資材と転炉スラグによる改良を行い、白ねぎの栽培実証試験を始めました。今後、生育状況や収穫物の栄養成分を分析して効果を検証していきます。
※黒ボク土とは、火山灰からできた土壌で、有機物をたくさん含んでいるために、黒い色をしています。
さらに詳しくお知りになりたい方は資料を参照してください。資料:黒ボク土壌とリン酸肥料 [PDFファイル/134KB]

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農業研究部 土壌・環境チーム
0974-28-2072
高糖度かんしょの産地拡大が県内で進んでいます。一方で、定植適期(5月)に向けての短期間で苗を増殖する技術が求められています。
そこで、トンネル被覆内のかんしょ苗に炭酸ガスを局所施用し、光合成を促進することで、生育促進が可能か検討しています。施用区と非施用区を設け、定期的に生育の差を調査しています。

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農業研究部 葉根菜類・茶業チーム
0974-28-2082
赤星病はナシに感染する病気で、ビャクシン類を中間宿主とする変わった病気です。ナシからナシへ感染するのではなく、ナシとビャクシン類の間を行き来しながら感染を広げます。2~3月にビャクシン類の葉で胞子を作り、そこからナシへ感染します。感染初期は黄色ですが、感染が進むと赤色になり、細かいトゲが出てきます。被害を防ぐには薬剤散布による予防が重要です。
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果樹グループ 落葉果樹チーム
0978-37-0149
この害虫は以前は沖縄県にしかいなかったのですが、令和3 年に大分県でも確認されました。現在は県内で広く発生しています。ウメだけでなくモモ、スモモにも寄生し、葉を白化・落葉させます。薬剤による防除が有効ですが、葉の裏に生息することが多いので、散布は丁寧に行ってください。
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果樹グループ 落葉果樹チーム
0978-37-0149
ブドウをお盆頃に出荷するために加温栽培しています。今年は2月20日から加温を開始し、現在はジベレリン処理中です。ジベレリン処理は、種なしの果実を作るためには欠かせない作業で、無種子化と果粒肥大促進を目的として栽培期間中に2回浸漬処理します。写真はシャインマスカットです。今後、さらに大きくなることが期待されます。
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果樹グループ 落葉果樹チーム
0978-37-0149
【R8バックナンバー移行済み情報】 令和8年5月14日時点・0件