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佐伯市のスイートピー生産者が、花きグループで育種中の新品種の視察に訪れ、種採りをしているハウスで、花の色や形、輪数を見ながら、研究員の説明を受けました。有望な品種については、今年度、現地で試作を行う予定です。
●問合せ先
農業研究部 花きグループ
0977-66-4706
大野川では海から天然アユが盛んに遡上しています。どのくらいの数のアユが遡上しているかは、とても気になるところですが、それを知るのはなかなか大変です。そこで捕まえたアユに標識をつけて放流し、標識アユが再び捕れれば、ある程度の推測ができるため、漁業者の協力を得て標識放流を試みました。今後の再捕が期待されます。
●問合せ先
北部水産グループ 養殖環境チーム
0978-22-2405
令和7年度就農準備研修開講式が行われました。今年度は2名が受講し、4月~3月までの11カ月間、畜産研究部及び農業大学校で畜産の知識や技術を学ぶとともに、家畜人工授精師等の免許取得を行います。
就農を目指して頑張りますので応援をお願いします。
●問合せ先
畜産研究部 企画指導担当
0974-76-1214
麦類が出穂期~穂揃い期となり、開花期を迎えようとしています。天候が不安定ではありますが、これからの作業として2回の赤カビ病防除を徹底しましょう。
【散布時期の目安】
1回目:開花期(大麦の場合は葯殻抽出期)
2回目:1回目の散布の一週間後
●問合せ先
水田農業グループ 企画指導担当又は水田農業チーム
0978-37-1160
寒天の原料となるオゴノリ類の養殖技術を確立するため、昨年6月に宇佐地先の干潟に網を設置し、天然採苗を試みました。その後、約10か月が経過しましたが、一部の網ではオゴノリの繁茂がみられました。まだ解明すべき課題は多いものの、可能性を秘めていることが分かりました。試験に協力いただいている藻類養殖漁業者も興味深そうに見ていました。
●問合せ先
北部水産グループ 養殖環境チーム
0978-22-2405
水温や塩分などの海洋環境のデータは、長期間の変化の様子を把握したり、水産資源の動向などを検討するうえでも重要です。当グループでは毎月、船舶を使用して調査を行っており、調査結果はパソコンを使って天気図のように分かりやすく図示して公表していますので、よろしければご覧になってください。
●問合せ先
北部水産グループ 養殖環境チーム
0978-22-2405
高糖度かんしょ「べにはるか」を早期(4月上・中旬)に定植すると、"条溝"と呼ばれる縦方向の溝が発生し、外観が良くないことが課題となっています。そこで、本試験では、"条溝"の発生要因及び抑制する技術(対策:優良苗、マルチやトンネル被覆など栽培技術改善)について検討します。
●問合せ先
農業研究部 葉根菜類・茶業チーム
0974-28-2082
一番茶の摘採時期を判断するうえで、「萌芽期」を把握することは重要です。一方で、萌芽期の判断には個人差があること、茶園の面積が広大なことから、各圃場の萌芽期の把握には多大な労力を要します。当チームでは、スマートフォンで撮影した茶の樹冠面の画像から新芽を検出し、萌芽・未萌芽の判定を行うAIを作成しました。これにより、画像から一定の基準で萌芽期を判断するため、茶の品質・収量の安定化につながります。
●問合せ先
農業研究部 スマートバイオチーム
0974-28-2079
茶の収穫適期の指標となる萌芽の調査をしています。農業研究部の標準的な茶園(豊後大野市、標高約160m:品種「やぶきた」)では、昨年よりも6日遅い4月11日に萌芽しました。気温の長期予報や平年値から推測すると、摘採日は昨年より3日遅い5月7日となりそうです。
●問合せ先
農業研究部 葉根菜類・茶業チーム
0974-28-2082
近年、海外情勢により化学肥料の価格が高騰していることから、昨年度に引き続き、肥料コスト削減を目的とした試験に取り組みます。4月9日に農業研究部の試験圃場(豊後大野市、標高151m)で白ねぎ品種「夏の宝山」の定植を行いました。今後、肥料の違いによる白ネギの生育や収量に及ぼす影響について明らかにする予定です。
●問合せ先
農業研究部 葉根菜類・茶業チーム
0974-28-2082
当研究部では、アユの資源状況を把握するため、番匠川を遡上するアユの調査を毎年継続的に行っており、遡上時期や個体のサイズなどを記録しています。
今年の調査は2月14日から開始し、早速初日に遡上を確認しました。また、3月6日には108.52mmの大型個体が観察されました。
●問合せ先
水産研究部 企画指導担当
0972-32-2155
今や国民病と呼ばれる「花粉症」。林業研究部では、その中でもスギの花粉症対策の研究を進めています。
スギの中で無花粉遺伝子を持つ品種を選び出し、その花粉を成長の良い品種などに受粉させることで、新たに花粉がほとんど出ない上に、成長の良いスギの選抜を行っています。
現在、県では成長が良く花粉が少ないとされるスギ8品種を造林推奨品種として選定し、今後の森林づくりに取り組んでいます。
●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
当研究部では、病気に強く成長が早いヒラメの育種を進めています。3月12日にヒラメの採卵を開始し、親の組合せを変えた4パターンの種苗生産を実施しました。3月下旬にも、別の親の組合せで種苗生産を行い、前述の種苗とともに、成長・耐病性を確認し、優良な親の組合せを調査する予定です。
●問合せ先
水産研究部 企画指導担当
0972-32-2155
2月19日に別府市で大分県肉用牛改良組合連合会と大分県家畜人工授精師協会の共催による肉用牛改良研修会が開催され、改良組合会員及び関係者等110名が参加しました。「全国の肉用牛改良と種雄牛情勢について」や「最近の県有種雄牛の肥育成績について」、「ランピースキン病の対策と対応」についての講演が行われ、活発な意見交換が行われました。畜産研究部から「現場後代検定を踏まえた県有種雄牛の活用促進について」講演し、県有種雄牛の優れた特徴を紹介しました。
●問合せ先
畜産研究部 種雄牛チーム
0974-76-1317
3月4日に令和6年度就農準備研修閉講式が行われ、今年度の研修が終了しました。4月5日から3月4日までの11カ月間、畜産の知識や技術を実践的に学ぶとともに、家畜人工授精師免許などの各種資格取得や県外視察研修などを行いました。
就農する卒業生の今後の活躍にご期待ください!
●問合せ先
畜産研究部 企画指導担当
0974-76-1214
令和5年度の試験研究成果について取りまとめた「林業研究部年報第66号」を発行しました。
大分県農林水産研究指導センター林業研究部のページに掲載していますのでご覧ください。
●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
3月17日に臼杵市役所野津庁舎で標記研修会が開催され、臼杵市で有機農業に取り組んでいる生産者20名が参加しました。農業研究部土壌・環境チームから土壌環境の基礎知識や有機質肥料の特性について、病害虫対策チームからジャガイモ栽培を例にしたウイルス病の被害と対策について講演を行いました。今後も研修会等での情報提供を通して生産者の技術向上に貢献していきます。
●問合せ先
農業研究部 病害虫対策チーム
0974-28-2078
3月12日に中部振興局で標記研修会が開催され、中部管内(大分市、由布市等)のピーマンファーム研修生や新規就農者など約20名が参加しました。農業研究部土壌・環境チームから土壌の基礎と土づくりについて、病害虫対策チームから病気が発生しやすい気象条件について講演を行いました。今後も研修会等での情報提供を通して生産者の技術向上に貢献していきます。
●問合せ先
農業研究部 病害虫対策チーム
0974-28-2078
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