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当研究部ではアユの資源状況の変化を把握するため、番匠川での遡上時期やサイズなどの記録を毎年行っています。遡上が終了する5月末まで調査を行う予定であり、直近では4月8日に調査を行いました。

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水産研究部 企画指導担当
0972-32-2155
茶の収穫適期の指標となる萌芽の調査をしています。農業研究部の標準的な茶園(豊後大野市、標高約160m:品種「やぶきた」)では、昨年よりも2日早い4月9日に萌芽しました。気温の長期予報や平年値から推測すると、摘採日は昨年より3日早い5月4日となりそうです。

●問合せ先
農業研究部 葉根菜類・茶業チーム
0974-28-2082
転炉スラグは、製鉄所で鋼を製造する過程でできる副産物で、石灰や鉄分を多く含む資材です。一度施用すると長期的に土壌改良効果を発揮すると考えられています。土壌酸度が低く、植物が利用できるリン酸が少ない黒ボク土の原野において、各種リン資材と転炉スラグによる改良を行い、白ねぎの栽培実証試験を始めました。今後、生育状況や収穫物の栄養成分を分析して効果を検証していきます。
※黒ボク土とは、火山灰からできた土壌で、有機物をたくさん含んでいるために、黒い色をしています。

●問合せ先
農業研究部 土壌・環境チーム
0974-28-2072
高糖度かんしょの産地拡大が県内で進んでいます。一方で、定植適期(5月)に向けての短期間で苗を増殖する技術が求められています。
そこで、トンネル被覆内のかんしょ苗に炭酸ガスを局所施用し、光合成を促進することで、生育促進が可能か検討しています。施用区と非施用区を設け、定期的に生育の差を調査しています。

●問合せ先
農業研究部 葉根菜類・茶業チーム
0974-28-2082
赤星病はナシに感染する病気で、ビャクシン類を中間宿主とする変わった病気です。ナシからナシへ感染するのではなく、ナシとビャクシン類の間を行き来しながら感染を広げます。2~3月にビャクシン類の葉で胞子を作り、そこからナシへ感染します。感染初期は黄色ですが、感染が進むと赤色になり、細かいトゲが出てきます。被害を防ぐには薬剤散布による予防が重要です。
●問合せ先
果樹グループ 落葉果樹チーム
0978-37-0149
この害虫は以前は沖縄県にしかいなかったのですが、令和3 年に大分県でも確認されました。現在は県内で広く発生しています。ウメだけでなくモモ、スモモにも寄生し、葉を白化・落葉させます。薬剤による防除が有効ですが、葉の裏に生息することが多いので、散布は丁寧に行ってください。
●問合せ先
果樹グループ 落葉果樹チーム
0978-37-0149
ブドウをお盆頃に出荷するために加温栽培しています。今年は2月20日から加温を開始し、現在はジベレリン処理中です。ジベレリン処理は、種なしの果実を作るためには欠かせない作業で、無種子化と果粒肥大促進を目的として栽培期間中に2回浸漬処理します。写真はシャインマスカットです。今後、さらに大きくなることが期待されます。
●問合せ先
果樹グループ 落葉果樹チーム
0978-37-0149
今季は、朝晩は冷え込んだものの、日中は比較的穏やかな気候が続き、寒暖差のある冬となりました。特に12月は例年より暖かく推移しましたが、1~2月には十分な低温期間が確保され、梨の生育に欠かせない低温要求量はしっかりと満たされました。3月以降は暖かい日が多く、樹の生育も順調に進み、開花時期は平年並みとなりました。
●問合せ先
果樹グループ 落葉果樹チーム
0978-37-0149
かんしょを早期(4月上・中旬)に定植すると、"条溝"と呼ばれる縦方向の溝が発生し、外観が良くないことが課題となっています。そこで、条溝発生の原因と考えられる地温に対する被覆資材(マルチ)の影響を調べるため、場内圃場で複数種類のマルチを張りました。4月9日から苗の定植を行い、生育状況、品質について調査していきます。
●問合せ先
農業研究部 葉根菜類・茶業チーム
0974-28-2082
大分にら広域共販技術者協議会が開催され、各地域の状況・市況等について情報共有を行いました。3~4月は冬にらの収穫、夏にらの定植準備を行っている時期であるため、作業の注意点についても再確認しました。
当チームからは、定植時期や株養成期間の違いによる生育や収量に及ぼす影響について調査した結果を紹介し、意見交換を行いました。今後も研修会などを通じて、生産者への情報共有や技術の向上に取り組んでいきます。
●問合せ先
農業研究部 葉根菜類・茶業チーム
0974-28-2082
令和8年度の生態調査(発芽調査)を3月から開始しました。すでに「おおいた早生」は3月16日(平年差-8日)、「足立ネーブル」は3月12日(平年差+3日)に発芽期を迎えています。他の品種も3月下旬から4月にかけて発芽期を迎える見込みです。今年も生産者の皆さまのカンキツ栽培に役立つよう、ホームページに掲載していきますので、1年間よろしくお願いします。
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果樹グループ カボス・中晩柑チーム
0972-82-2837
果樹グループでは、主要なカンキツの生育状況を把握するため、毎年生態調査を行っています。3月で令和7年度の果実肥大調査が終了しました。昨年は夏以降の降水量が少なく、平年より小さい品種もありました。残りの果実品質調査は、貯蔵した不知火とセミノールを対象に5月まで実施予定です。なお、調査結果は果樹グループのホームページに掲載しています。
●問合せ先
果樹グループ カボス・中晩柑チーム
0972-82-2837
大分県南部地域では「不知火」を樹上完熟させる「デコ330」の栽培が盛んですが、高品質果実の連年安定生産が課題です。そのため、果樹グループではマルドリ方式(マルチ被覆+ドリップかん水)を試験しています。令和7年度は降雨が少なく、小玉で高酸の果実が多い作柄でしたが、マルドリ方式により大玉かつ高糖・低酸の果実生産が可能であることがわかりました。
●問合せ先
果樹グループ カボス・中晩柑チーム
0972-82-2837
クロメは大分県沿岸の藻場を構成する重要な海藻で、アワビ等の餌としても重要です。近年は海水温の上昇を原因とした影響で藻場が衰退するなどしており、漁業関係者からは増殖用種苗が求められています。当グループでは今年1月に採苗し、陸上水槽で飼育していた藻体が5cm程度に成長しました。今後、藻場保全の取り組みに活用します。
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北部水産グループ 養殖環境チーム
0978-22-2405
当研究部木材チームの山本上席主幹研究員が、第76回日本木材学会において地域学術振興賞を受賞しました。
これは、県産スギ材の建築用材等への利活用に関するこれまでの取り組みが大きく評価されたものです。
山本上席主幹研は令和5年度に全国林業試験研究機関協議会において第36回研究功績賞を受賞しており、これに続く表彰となりました。
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林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
広島市において3月16日から3日間の日程で、第76回日本木材学会大会が開催され、当研究部の木材チームから3名が日頃の取り組み成果についてポスター発表を行いました。
特に大分県ではスギ特定樹やスギ大径材の取り組みが進んでおり、関連発表では盛んな質疑応答が行われ、有益な情報交換ができました。
【発表内容】
・スギ特定母樹材質特性 丸太の材質特性(加茂主任研究員)
・スギ特定母樹材質特性 強度分布(河津研究員)
・大分県産スギ大径材の利活用に関する研究 寸法型式210,212,204W,304,306,404,405,406,408の引張強度について佐藤研究員)
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林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
3月18日に豊肥振興局主催、日本製鉄株式会社協力のもと「国産飼料生産・利用拡大緊急対策事業説明会及び牧野研修会」が畜産研究部で開催されました。牧野研修では、転炉スラグの散布実演や耐暑性のある牧草品種の紹介を行いました。転炉スラグは、近年価格が高騰している土壌改良材の代わりとして活用され、効果が長期間におよぶことが期待されており、竹田市の牧野組合を中心に利用が検討されています。当研究部でも牧草地での活用試験を実施しており、途中経過を発信していきたいと思います。
●問合せ先
畜産研究部 企画指導担当
0974-76-1214
イチゴの輸送適性を評価するため、画像を用いて損傷を検出するAIの開発に取り組んでいます。UV光(紫外線)を照射して撮影することで、損傷部位が明確になることが明らかになりました。撮影画像を用いて機械学習モデルを作成した結果、損傷を90%以上の精度で検出できました。今後はさらに検出精度を向上させ、輸送中の損傷に強い新品種の選抜に活用していきます。
●問合せ先
農業研究部 スマート・バイオチーム
0974-28-2079
3月11日に大分市で標記研修会が開催され、大分県肥料商業組合と大分県農薬販売共同組合の会員及び肥料・農薬メーカーなど38名が参加しました。
病害虫対策チームから、紋枯病や斑点米カメムシ、アザミウマ類、トマトキバガなど、特に発生の多かった病害虫の発生状況や防除対策について講演を行いました。参加者からは、紋枯病やトマトキバガの発生生態や、ドローン防除のポイントについて質問がありました。
今後も研究会や研修会などを通して病害虫防除の情報共有や防除技術の向上に取り組んでいきます。

●問合せ先
農業研究部 病害虫対策チーム
0974-28-2078
3月9日に令和7年度大分県就農準備研修の閉講式が行われ、今年度の研修が終了しました。畜産コース2名の研修生は、11カ月間、畜産研究部や農業大学校で畜産の知識や技術を実践的に学ぶとともに、畜産経営に必要な大型特殊免許や家畜人工授精師免許などの各種資格取得や県外視察研修も行いました。
研修を終えた2名は、今後就農する予定です。新たな担い手としての活躍をとても期待しています。
●問合せ先
畜産研究部 企画指導担当
0974-76-1214
3月7日、ひた森の担い手づくり協議会22名が視察来訪しました。この協議会は、将来の森林づくりの担い手育成のために日田地区の林業関係団体で組織されたもので、新たな林業従事者の窓口となっています。
今回は、県や林業研究部の取組みの講義や、早生樹(特にスギ特定母樹やコウヨウザン)について、場内圃場等を視察されました。
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林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
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