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1月20日に令和7年度きのこグループ研究発表会を開催し、生産者など約70名の参加がありました。
研究発表課題は以下のとおりです。
(1)原木の伐採・玉切り時期の検討 (松本研究員)
(2)乾シイタケの機能性成分について(豊田研究員)
(3)新品種9-46(仮称)の特性評価試験(石原主幹研究員、寄井田広域普及員)

●問合せ先
きのこグループ きのこチーム
0974-22-4236
農業研究部で生産した県オリジナルイチゴ「ベリーツ(大分6号)」のウイルスフリー苗(原種)400株を許諾先である全農おおいたに出荷しました。
今後は2次増殖を行う民間事業者により、苗数を25倍程度に増やし、R9年度の栽培に向けて県内各地の生産者へ販売されます。
●問合せ先
農業研究部 果菜類チーム
0974-28-2081
化学肥料の使用量を減らすためには、有機質資材(堆肥)の積極的な活用が必要です。その際、問題となるのが堆肥の臭気です。堆肥の製造過程において、強い臭気が発生する要 因を解明するため、小型堆肥化装置を用いた試験を開始しました。これまでの処理方法を改善して、臭気の少ない堆肥製造を実証します。
●問合せ先
農業研究部 土壌・環境チーム
0974-28-2072
貯蔵中のカンキツを腐敗させる主因として、貯蔵病害(緑かび病、青かび病、軸腐病)があります。現在、貯蔵病害に対して広く使用されていた農薬の登録失効に伴い、代替剤の効果検証が進められ、当チームでも薬剤試験を行っています。貯蔵病害を防ぐには、収穫前薬剤散布とともに、収穫時に果実を傷つけないように丁寧に扱うことが重要です。
●問合せ先
果樹グループ 温州ミカンチーム
0972-72-0407
竹田市高源寺地区において、豊肥振興局など関係者と夏秋ピーマン生育不良箇所の排水改善対策を実施しました。
現地は下層土が強粘土質のため、地下にある暗渠排水管まで水の浸透が不十分でした。その改善のため、サブソイラによる心土破砕と同時に多孔性資材である「クリンカアッシュ」を投入しました。
次年度の栽培で効果が実感できるよう指導します。
※クリンカアッシュとは、火力発電所で石炭を燃焼させた時に発生する石炭灰のことです。
※暗渠排水管(あんきょはいすいかん)とは、地中に埋め込まれた水路のことです。
※サブソイラとは、下層の硬い土に亀裂を入れて破砕する農業機械のことです。

●問合せ先
農業研究部 土壌・環境チーム
0974-28-2072
12月18日、県立日田高等学校2年生5名が「日田杉の性質を調べ、日田杉を広めたい」との意識のもと「建築材料としての日田杉の強度」について自主探求授業の一環で、当研究部を訪れ、勉強会を開催しました。
勉強会では、品種、材質、強度等の特性についての考え方を学び、実際に実大強度試験を見学しました。自分達で考えてきたことに加え、現場の知識を得ることで今後の取り組みがさらに深まることを期待しています。

●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
12月18日、九州大学の助教と農研機構のグループ長をアドバイザーとしてお招きし、水田農業グループのR8年新規課題と完了課題について検討を行いました。大豆新品種の栽培試験と水稲高温対策における新規試験については、的確なアドバイスをいただきました。完了課題については、評価をいただくとともに、今後の普及方法についてのご意見をいただきました。また、若手研究員とも積極的に意見交換し、有意義な会議となりました。今後も試験研究の精度向上のため、このような会議を開催する予定です。
●問合せ先
水田農業グループ 企画指導担当または水田農業チーム
0978-37-1160
当研究部では、藻場や放流魚介類の研究の一環として、潜水調査を行っています。潜水調査は、慣れないうちは思うようにいかないこともあるため、事前の準備や訓練が大切です。
そのため、12月17日に潜水調査を行う研究員を対象に、潜水の基礎訓練を実施しました。特に今年度初めて潜水調査に取り組む研究員にとって、大変有意義な訓練となりました。

●問合せ先
水産研究部 企画指導担当
0972-32-2155
当研究部では、春の産卵期における養殖ブリの成長と品質低下の対策として、産卵を秋(10月)に行う技術開発を行っています(タイムリー情報No1945 (2025年10月28日 発信))。12月17日、順調に成長した全長8cmのブリ種苗約1万尾を蒲江の養殖場へ出荷しました。今後、出荷したブリの成長・品質を養殖業者とともに調査していきます。

●問合せ先
水産研究部 企画指導担当
0972-32-2155
川でふ化して海に流下したアユが、翌年の春に川を遡上するまでの間、海でどのように生活しているかはあまりよくわかっていません。まず広い海で小さなアユを捕まえることが困難です。このため大分川河口付近でトラップによる捕獲を試みました。光に集まる習性を利用したトラップを使用したところ、小さなアユを捕獲することができました。

●問合せ先
北部水産グループ 養殖環境チーム
0978-22-2405
今年は高温の時期が長く続いたことや降水量が少ない影響で害虫の発生状況も例年と異なり、防除が難しい年でした。特にサビダニの被害が多く見られ、秋の防除の重要性を認識させられました。
今後、防除の効果やコスト、防除のしやすさなどを踏まえて、より良い薬剤への入れ替えを検討し、生産者にとってわかりやすく役に立つ暦の作成に取り組んでいきます。
●問合せ先
果樹グループ カボス・中晩柑チーム
0978-82-2837
当チームでは、国や大学等と共同でハウスミカンの収量向上に向けた研究に取り組んでいます。一部成果が得られたので、高知大学で開催された園芸学会において、新たな光合成評価法とハウス内CO2濃度分布に関する研究について発表を行いました。本発表では、好意的な意見や研究方法に関する専門家からの助言などが得られ、今後の業務への参考となりました。
●問合せ先
果樹グループ 温州ミカンチーム
0978-72-0407
12月11日に国の研究機関である農研機構主催の標記フォーラムが開催され、研究員が参加しました。水田農業では農業従事者の減少と担い手の大規模化が進む中、新技術の導入による生産性向上が急務となっています。本県でも同様の課題に直面しており、最新の情報を収集し必要に応じて国と連携も実施し、課題解決のための試験研究に取り組んでいます。
●問合せ先
水田農業グループ 企画指導担当または水田農業チーム
0978-37-1160
12月11日に農業者や関係機関を対象とする標記研修会が開催され、試験場の研究補佐をする職員が参加しました。農作業上の危険なポイントを学び、「G A P」を上手に活用してリスク管理を行うことの重要性を学びました。今後は、工程管理を意識して農作業事故の防止に努めるとともに、一層の生産安定、品質向上を目指します。
●問合せ先
水田農業グループ 企画指導担当または水田農業チーム
0978-37-1160
12月10日に県および肥料植物防疫協会主催の施肥防除対策研修会が開催され、JA職員、農薬メーカー及び普及指導員を含め141名が参加しました。当チームの研究員から「防除指導指針の改訂」、「今年度の病害虫発生状況」、「トマトキバガの生態と防除」について説明および発表を行いました。引き続き、病害虫防除の情報共有や防除基準策定、まん延防止に取り組んでいきます。

●問合せ先
農業研究部 病害虫対策チーム
0974-28-2078
転炉スラグは、製鉄所の製鋼工程で生成される副産物で、土壌p Hを長期的に安定して維持できる優れた土壌改良資材です。本試験では、転炉スラグを散布した畑でニンジンを栽培し、収量性等を調べています。今回は抜き取り調査を実施し、収穫したニンジンの収量および品質の調査、ならびに植物体中の養分含有量について分析をしました。引き続き、転炉スラグがニンジンの生育や養分吸収に与える効果を明らかにしていきます。

●問合せ先
農業研究部 土壌・環境チーム
0974-28-2072
企業参入による飯田高原での葉ねぎの生産拡大に向け、九重町の圃場約10haにおいて、西部振興局と合同で簡易な土壌断面調査を行いました。今回は、深さ40cm程度の穴や、検土杖(けんどじょう)を用いた調査により、土壌の種類や礫の存在について確認しました。
今回の結果に基づいて、圃場整備事業等により葉ねぎに適した土壌への改良を検討します。
※検土杖とは、大きな穴を掘らずに、土壌の深さや土質を垂直に採取・調査するための道具で、ボーリングステッキとも呼ばれます。(写真)

●問合せ先
農業研究部 土壌・環境チーム
0974-28-2072
当グループが開発したヒジキ養殖手法では、種苗をロープに挟み込み、それを海に出して養殖を行います。人工種苗をはじめとしたさまざまな種苗で養殖ロープを作成して研究を進めており、この時期は養殖ロープの作成に大忙しです。

●問合せ先
北部水産グループ 養殖環境チーム
0978-22-2405
当グループでは人工種苗を使ったヒジキ養殖技術開発に取り組んでいます。人工種苗を実際に使って養殖を行うための漁場を宇佐市沖の干潟上にノリ養殖漁業者の協力も得て設定しました。
この時期は大潮でも夜間から早朝にかけて大きく潮が引くため、早朝の暗いうちから干潟上に養殖ロープを張るための支柱を建てました。

●問合せ先
北部水産グループ 養殖環境チーム
0978-22-2405
【R7バックナンバー移行済み情報】 令和8年1月22日時点・152件