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1月8日(水)に研究員の資質向上・若手研究員の発表能力向上を目的に大分市の県産業科学技術センター(以下、「産科技」)で研修会を開催しました。
産科技の宮沢センター長による講演「試験研究におけるPDCAサイクル」、同センター谷口主幹研究員による「労働衛生の3管理」のほか、若手研究員11名による「ポスターセッション」を実施しました。試験研究機関の連携を図るため、県衛生環境研究センター、産科技、県科学捜査研究所からの参加も募り、74名の研修となりました。
研究員の交流をきっかけに、新たな取り組みにつながることを期待しています。
●問合せ先
農林水産研究指導センター 研究企画担当
0974-28-2074
大分県学校農業クラブ連盟が主催する、家畜審査競技会(肉牛の部)大分県大会が当研究部も協力し開催されました。久住高原農業高校と玖珠美山高校の生徒12名が参加し、肉用牛の成雌牛と子牛の体形審査を行い、その結果を競い合いました。
今回の経験を活かし、今後の畜産業に大きく貢献していただきたいと思います。
●問合せ先
畜産研究部 企画指導担当
0974-76-1214
当グループでは、平年の生育と比較・分析するための麦類作柄判定試験を行っています。
標準播き4品種(11/20播)と遅播き2品種(12/17播)の2水準で実施しており、試験区の播種が完了しました。標準播きでは既に出芽しており順調に生育中で、両区とも年明けから定期的に生育調査を行う予定です。
調査結果は当グループのHPで公表しますので、栽培管理に役立ててください。
●問合せ先
水田農業グループ 企画指導担当 または 水田農業チーム
0978-37-1160
大分県職員(畜産技術職)の仕事に興味がある大学生を対象にインターンシップを実施しました。
12月6日に畜産系大学生1名を受け入れ、研究部内を見学しながら業務概要等の説明を行いました。
インターンシップについては、大分県ホームページで募集しています。獣医師については随時、畜産技術職については来年度も定期的に募集しますので興味のある方はお申込みください。
●問合せ先
畜産研究部 企画指導担当
0974-76-1214
12月19日・20日に大分市で標記シンポジウムを大分県が事務局として開催し、全国26府県等の病害虫研究者や農業関係の県職員など73名が参加しました。当チームから、ピーマン軟腐病とイチゴ灰色かび病に関する2つの課題の講演を行いました。講演後の質疑応答では、参加者から積極的なご意見をいただき、病害虫防除に関する研究のあり方について活発な議論が行われました。今後も研究会などを通して病害虫防除の情報共有や技術の向上に取り組んでいきます。
●問合せ先
農業研究部 病害虫対策チーム
0974-28-2078
果菜類チームでは、県オリジナルイチゴ「ベリーツ(大分6号)」の原種(ウイルスフリー苗)を許諾先である全農おおいたへ供給しています。原種は病害に感染しないように隔離したハウスで栽培・増殖し、配布前に重大病害である炭そ病感染の有無を検定します。今年も、約930株の苗を対象に炭そ病検定を実施したうえで供給しました。
注)写真は、苗から採取した葉を28℃で2週間保温した後、炭そ病菌が感染している兆候の有無を確認している様子
●問合せ先
農業研究部 果菜類チーム
0974-28-2081
花きグループでは花の消費提案のひとつとして温泉の蒸気を利用したドライフラワー作りに取り組んでいます。この度ドライフラワーにしたスイートピーを利用して、別府市の華つねまつさんに装飾アレンジメントに取り組んでいただきました。この作品をベースに今後いくつかの小学校でフラワーアレンジメント製作に取り組んでもらう予定で、花育の効果が期待されます。
●問合せ先
花きグループ 企画指導担当
0977-66-4706
漁業後継者育成のため、県漁協は県と連携して新規漁業者を対象とした漁業学校を開校しています。12月12日に魚類養殖業を志す研修生を対象に、大分県水産養殖協議会の福田氏と水産研究部の研究員が講師となり、養殖基礎技術の講義と陸上養殖の閉鎖循環システムの紹介を行いました。研修生にとって将来自身が行う養殖業に直結する内容であり、熱心に聞き入っていました。
●問合せ先
水産研究部 企画指導担当
0972-32-2155
林業研究部では循環型林業の確立を目指し、新たな早生樹種としてコウヨウザンについて研究を行っています。
この度、佐伯市直川の国有林からコウヨウザンを提供していただき、材質特性(樹幹内の水分や強度分布)や丸太の縦振動ヤング係数(材料の強度を表す指標の一つ)の測定等を行いました。
今後、植栽樹種の選択肢の一つとして結果の普及と新たな早生樹種の検討を進めていきたいと考えています。
●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
令和6年12月1日(日)に、日田市のパトリア日田において開催された「日田の木と暮らしのフェア」に出展し、試験研究成果を紹介するとともに、小学生を対象に試験端材を使用した鉛筆立て作り教室を行いました。
木材を接着剤で貼り合わせて作る鉛筆立てに四苦八苦していましたが、40名をこえる参加をいただきました。
●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
県では今年3月に新たなスギ造林推奨品種を8品種選定しました。これまでの研究から成長が早く形状に優れた品種を選抜してきましたが、この中から「花粉の少ない」品種を選んだものです。
県民の方々に見ていただけるよう、県下18箇所にこの品種を主体とした「プロモート林=展示林」を設定しており、研究部では、この成長状況調査等を進めています。
●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
林業研究部では、花粉症対策の一環としてスギの「雄花着花状況調査」を行っています。
これは、県下におけるスギ花粉の発生状況を予測するために行うもので、今年度から調査箇所を20箇所から30箇所に増やして調査を行ないました。
今回の調査の結果から、来春のスギ花粉の発生量は「例年並みか、少し多め」であるとの予測がされました。
●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
県内で秋~冬にかけて栽培されている白輪ギクの主な品種は「神馬」ですが、この中から花きグループで独自に選抜した3系統に対して、シンクロトロン放射光を照射した結果、従来のものより強い芽無し性があり、早生でありながら切り花品質が優れ、濃黄色を持つより有望な3系統が得られました。今年度は、これら系統の現地適応性を明らかにするために現地で生産実証を行っています。
●問合せ先
花きグループ 企画指導担当
0977-66-4706
当研究部の金古美輝夫業務技師が全国林業試験研究機関協議会から、第3回研究支援功労賞を受賞しました。
これは、氏が23年間、林業研究部において試験研究の効率的遂行に対し、技術・経験・知識を活かし、研究員に対して補助、支援に努めたことが認められたものです。
●問合せ先
林業研究部 企画指導担当
0973-23-2146
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