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地球は太陽光線によって暖(あたた)められているんだ。暖(あたた)められた地球からは熱(ねつ)が出ているけど、その熱(ねつ)の一部(いちぶ)が大気中の二酸化炭素(にさんかたんそ(CO2:シーオーツー))などの温室効果(こうか)ガスに吸収(きゅうしゅう)されているんだ。この働(はたら)きのことを温室効果(こうか)というんだよ。
この温室効果(こうか)により地球の平均(へいきん)気温は15℃(ドシー)に保たれ、人や生き物が生きていく上でちょうど良(よ)い環境(かんきょう)になっているんだ。(下の左の図1)
もし、この温室効果(こうか)ガスが大気中からなくなると地球の気温はマイナス18℃(ドシー)になるといわれているんだ。
(財(ざい))日本原子力文化振興(しんこう)財団(ざいだん)より |
でも、温室効果(こうか)ガスが増(ふ)え過(す)ぎると、大気中に吸収(きゅうしゅう)される熱(ねつ)の量(りょう)が増(ふ)え、地球の気温が上昇(じようしょう)するんだ。(上の右の図2)
これを地球温暖化(おんだんか)というんだよ。