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3R(スリーアール)とは、
1.Reduce(リデュース) ごみを減(へ)らす
2.Reuse(リユース) くり返(かえ)し使う
3.Recyle(リサイクル) 資源(しげん)として再生(さいせい)利用(りよう)する
の頭文字(かしらもじ)をとったものです。
10月は「3R(スリーアール)推進(すいしん)月間」です。 国(環境省(かんきょうしょう))は、毎年10月を「3R(スリーアール(リデュース・リユース・リサイクル))推進(すいしん)月間」として、都道府県(とどうふけん)・市町村、関係(かんけい)業界などと一緒(いっしょ)に、取り組んでいます。
★ いらないものは買わない、もらわない ★
☆ 買物にはマイバッグ(レジ袋(ふくろ)をもらわない)
☆ マイボトル、マイカップを使おう
☆ パック入りよりバラ売り、包装(ほうそう)の少ないものを買おう
☆ 外食では食べきれる量を注文したり、スーパーでは必要な分だけを買おう
☆ 洗剤(せんざい)、シャンプーは、つめかえできるものを選(えら)ぼう
☆ キャンプ用品など年に数回しか使わないものはレンタルしよう(家のスペースも節約(せつやく)できるよ)
☆ 使い捨(す)てはなるべく使わないようにしよう
☆ 長く愛用(あいよう)できるものを買おう
☆ 生ごみの処理(しょり)にはコンポストの利用(りよう)をこころがけよう
レジ袋(ぶくろ)は、ひとりあたり1年間に300枚(まい)もらっています。レジ袋(ぶくろ)が、海や山に捨(す)てられると、動物がまちがって食べたり、下水道につまって洪水(こうずい)になったり、私たちの環境(かんきょう)に悪い影響(えいきょう)をもたらすこともあります。
平成21年6月 大分県内の食品スーパーなどで「レジ袋(ぶくろ)の無料(むりょう)配布(はいふ)中止」を始めました。
平成30年度では、約(やく)7,400万枚(まんまい)のレジ袋が使われなくなりました。
これは、ごみ約742トン、石油約1,358キロリットル、二酸化炭素(にさんかたんそ)排出量(はいしゅつりょう)約4,600トンを減(へ)らすことと同じです。
この取組に参加(さんか)しているお店では、マイバッグを持ってくる人が約84%(パーセント)もいます。
「レジ袋(ぶくろ)を断(ことわ)る」ということは、みんなが取り組むことができ、日常(にちじょう)生活の中でもっとも身近なむだをなくす行動です。
レストランで外食(がいしょく)をした時に食べきれなくて残したり、スーパーで買った3個パックの納豆(なっとう)が2つしか食べきれなくて残りはすてられたり、ご飯を作る時に野菜の皮をむきすぎたり・・・。食べることができたものがごみとなってしまうことを食品ロスと言います。もったいないですね☆
外食のときには食べきれる量を注文したり、ごはんを少なくしてもらったり、スーパーでの買い物は必要な時に必要な分だけ買う・・・こんなちょっとしたことから食品ロスをへらすことができます。
県では、「おいしい大分食べきりキャンペーン」という取組で食品ロスをへらしていきたいと思っています。
★★ 大切に長く使う ★★
☆ こわれたら修理(しゅうり)して、破(やぶ)れたら繕(つくろ)って、引き続(つづ)き使おう
☆ リサイクルショップやフリーマーケットを活用しよう
いらなくなったものを捨(す)てる。こわれた時、必要(ひつよう)なくなった時、あきた時・・・。でも、新しいものを買う前に、ちょっと考えてみよう。それは、修理(しゅうり)したら使えませんか、ほかに必要(ひつよう)な人はいませんか、このまま使うのはどうですか。
このことは、ものを買う時に始まります。
(1) 長く使える、しっかりした、あきのこないデザインのものを買おう。
(2) 大切に使い、こわれたり破(やぶ)れたりしたら修理(しゅうり)しよう。
(3) 使わなくなったり、サイズが合わなくなったりしたら、フリーマーケットやリサイクルショップを活用しよう。
あなたの大事な持ち物、長く大切に愛用(あいよう)しましょう。
時々(ときどき)お手入れすると長く使えます。 方法はこちら
もしこわれてしまったら、下のステッカーがあるお店で修理(しゅうり)してもらいましょう。
九州まちの修理屋(しゅうりや)さん登録店(とうろくてん) (大分県のホームページ)
お祭(まつ)りやキャンプに行ったとき、使い捨てのパックやお皿で食事をすることが多いですね。食べた後、それはごみになってしまいます。
そんなときは、おうちからきれいに洗ったお皿やどんぶり、おはしを持っていこう。いつも使っているお気に入りの食器(しょっき)で食べたほうがごみも出なくておいしいよ。
おもちゃ病院は、こわれたおもちゃを安全に修理(しゅうり)して新しい生命をふきこむボランティアグループです。現在(げんざい)、全国に700名以上のおもちゃドクターが活動をしています。
大分県でも、平成25年3月に「大分おもちゃ病院」がオープンしました。現在(げんざい)、大分市と中津(なかつ)市で定期的(ていきてき)に開催(かいさい)されています。
こわれて動かなくなったおもちゃ、もしかしたら、電池が外れているだけかもしれませんし、また、ちょっとした部品をかえるだけで、また動き出すかもしれません。
大好(だいす)きなおもちゃを大切に思いながら遊んでいると、おもちゃを買ってくれた人もきっと喜(よろこ)んでくれます。
★★★ 再(ふたた)び資源(しげん)として再生(さいせい)できるように分別(ぶんべつ)する ★★★
☆ ごみを分別(ぶんべつ)しよう(分ければ資源(しげん)になるよ)
☆ お店の個別(こべつ)回収(かいしゅう)を利用(りよう)しよう (牛乳(ぎゅうにゅう)パック、食品トレイ、インクカートリッジ、小型(こがた)充電式(じゅうでんしき)電池 など)
☆ 再生(さいせい)製品(せいひん)の利用(りよう)を心がけよう(古紙利用(りよう)のトイレットペーパー、再生(さいせい)プラスチックの定規(じょうぎ)など)
市町村のごみの分別(ぶんべつ)回収(かいしゅう)のほか、食品スーパーの店頭(てんとう)などで行われている牛乳(ぎゅうにゅう)パックや食品トレーの回収(かいしゅう)はおなじみですが、その他にもこんな回収(かいしゅう)が行われています。
“混(ま)ぜればごみ 分ければ資源(しげん)”です。分別(ぶんべつ)して、再資源化(さいしげんか)に協力(きょうりょく)しましょう。
品 目 |
回収(かいしゅう)内容(ないよう) |
回収(かいしゅう)場所 |
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小型(こがた)充電式(じゅうでんしき)電池 |
ニカド電池、ニッケル水素(すいそ)電池、リチウムイオン電池
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電器店(でんきてん)、スーパー、ホームセンターなど |
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インクカートリッジ |
プリンタメーカー6社(CANON、EPSON、brother、DELL、HP、LEXMARK)の純正(じゅんせい)カートリッジ |
郵便局(ゆうびんきょく) 、県庁舎(けんちょうしゃ)本館と別館(べっかん)の1階 |
家庭で使われている家電のなかで生活に身近なエアコン、冷蔵庫(れいぞうこ)・冷凍庫、テレビ、洗濯機(せんたくき)・衣類乾燥機(いるいかんそうき)は「家電4品目」といってみんなで協力してリサイクルをすすめることが「家電リサイクル法」とい法律(ほうりつ)で決められています。
たとえば、テレビを新しく買った人で、それまで使っていたテレビが不要になった時は、リサイクルに必要なお金を払って持って帰ってもらいます。もって帰った古いテレビは、テレビを作った製造(せいぞう)メーカーがリサイクルを行います。
家庭で使われなくなった携帯(けいたい)電話(※注1)、デジタルカメラなどの家電製品(かでんせいひん)には、金や銅(どう)やレアメタル(※注2)などの資源(しげん)として価値(かち)のある金属(きんぞく)が入っています。
しかし、これまでは「家電4品目」(注3)以外の家庭で使われなくなった家電のほとんどがごみとして埋(う)め立てられていました。また、これらの家電には鉛(なまり)などの有害な金属(きんぞく)も含まれています。
このため、平成25年4月に「小型家電リサイクル法」という法律(ほうりつ)がスタートして国内での正しいリサイクルを進めることとなりました。今後は、市町村が家庭で使われなくなった家電の回収(かいしゅう)をするかどうか、どの家電製品を回収(かいしゅう)するかなどを決めて、整備(せいび)ができた市町村から回収(かいしゅう)します。
お住まいの市町村の家庭で使われなくなった家電の回収状況(かいしゅうじょうきょう)を確認(かくにん)して、リサイクルに協力してくださいね。
(注1)携帯(けいたい)電話・・・携帯(けいたい)電話ショップでも回収(かいしゅう)しています。
(注2)レアメタル・・・地球上の存在量が少ないか多くの産出がむずかしい金属(きんぞく)のこと。
(注3)家電4品目・・・家電リサイクル法によってリサイクルをしないといけないエアコン、冷蔵庫(れいぞうこ)・冷凍庫、テレビ、洗濯機(せんたくき)のこと。
「リサイクル」ときいて、どんなものがリサイクルできると思いましたか?紙?ペットボトル?
実は、いろいろなものがリサイクルされています!どんなものが何に生まれ変わっているのか、ぜひ調べてみてください。
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