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知事通信「JAおおいた日田梨部会の知事表敬について」

印刷ページの表示 ページ番号:0002277372 更新日:2025年12月16日更新

令和7年12月11日

 JA おおいた日田梨部会が、出荷シーズンを迎えた大分県オリジナル梨品種「豊里(ほうり)」を知事へ贈呈するとともに、本年7月に日田梨振興大会で発表した「日田梨産地ビジョン」の今年度の取組状況報告のため、関係者が県庁を訪れ、知事を表敬しました。

 JAおおいた日田梨部会 部会長の堀真剛(しんご)さんは、「今年は主力品種の『新高(にいたか)』の出荷量が、春先の低温や夏の高温で減少し、輸出用の出荷を取りやめた経緯があります。『新高』には何らかの対策を講じながら、本日お持ちした品種『豊里』を含めて、来年は輸出を再開したいと考えています。1月に副知事が台湾でPRしてくださるということなので、私も同行し、しっかりアピールしてきたいと思います」と生産と出荷の状況を報告しました。

 日田市農業振興課 課長の五藤(ごとう)和彦さんは、「日田梨産地の現状の課題として、(1)次代を担う新規就農者の確保、(2)高温対策等を含めた生産体制の強化、(3)新団地等平坦地への移転、の3点が挙げられます。今年度は、平成29年九州北部豪雨で被災した小野・梛野(なぎの)地区における新たな梨団地の造設工事が完了し、冬から苗木の植え付けを予定しています。また、日田梨ファーマーズスクールからは20代の卒業生が新規就農しました」と述べ、日田梨産地ビジョン達成にむけた日田市の取組を紹介しました。

 佐藤知事は、『豊里』を試食後、「大変美味しい梨をありがとうございます。今年もみずみずしい梨が収穫できたことをうれしく思います。ビジョンの実行に向けて取組をされているのは、心強いことです。台湾でのマーケットは拡大する余地があると思いますので、今後ともよろしくお願いいたします」と、述べました。

 ひたなしぞうてい しゅうごうしゃしん  ​             ​