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知事通信「結核予防婦人会による知事表敬について」

印刷ページの表示 ページ番号:0002277329 更新日:2025年7月29日更新

令和7年7月25日

 8月1日からの令和7年度複十字シール運動の開始にあたり、大分県結核予防婦人会および結核予防会大分県支部の関係者が県庁を訪れ、知事を表敬しました。

 複十字シール運動は、結核や肺がん、その他の胸部疾患をなくすための知識の啓発や予防意識の高揚を図るために、全国47都道府県において一斉に実施されている運動で、今年で74回目を数えます。

 大分県結核予防婦人会 副会長の安達美和子さんは、「令和5年度は大分県で134名の方が結核に罹患しました。そのうち65歳以上の方が7割以上を占めており、高齢者の方に多い病気といえます。これは、若い頃に感染した結核菌が、加齢などによる免疫力の低下で発病するケースが多いためと考えられます。また、近年の国際化によるインバウンドや留学生の増加により、海外から菌が持ち込まれるケースも散見され、なかなか撲滅が難しい状況です。令和6年度の複十字シール運動では、大分県内で約191万円の募金が集まりました。今後さらにこの運動を広めていきたいので、県におかれてもご支援、ご協力をお願いします」と、活動の状況や訪問の趣旨を話しました。

 安達副会長から佐藤知事へ協力依頼文書を手交した後、佐藤知事は、「大分県結核予防婦人会と結核予防会大分県支部の連携した取組に感謝申し上げます。複十字シール運動を通して毎年多くの募金を集められ、また、結核患者が多い発展途上国への支援を行うなど、大変有意義な活動をされていると思います。大分県は結核の罹患率が比較的高く、対策が必要だと思っていますので、県としてもできる限り協力していきます」と、県として支援の意向を示しました。

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