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知事通信「小田開発工業株式会社の佐伯市への農業参入について」

印刷ページの表示 ページ番号:0002277328 更新日:2025年7月17日更新

令和7年7月10日

 佐伯市の建設業者である小田開発工業株式会社が、佐伯市に農業参入することとなり、関係者が県庁を訪れ、参入表明及び参入協定締結式を行いました。

 小田開発工業株式会社 代表取締役の小田剛史(たけふみ)さんは、「弊社は、昭和43年に佐伯市で建設業を興し、近年はバイオマス発電、太陽光発電にも事業を拡大しています。弊社では、以前からアスリート雇用に取り組んできた中で時短勤務の必要性や、働き方改革、若年層の雇用創出といった課題への対応策として、農業が非常に適しているという考えに至りました。このたび、佐伯市の補助金を活用させていただき佐伯市堅田(かたた) 波越(なんご)地区でキウイフルーツの栽培を行うことになりました。10年後には10haの広さまで農地を拡大し、売上高1億円を目指します。また、空き家の改修等も行い、若者の就労体験ができる施設を作りたいと考えています」と、会社概要や事業計画の説明をし、佐伯市での農業参入に意欲を示しました。

 佐藤知事は、「このたびは、働き方改革の取組としてキウイフルーツの事業に取り組まれるとのことで、地域の農業振興に大きく貢献されるものと期待しています。県としても佐伯市と連携し、バックアップしていきます」と、あいさつしました。佐伯市長の冨高国子さんは、「小田開発工業株式会社様には、若者を育て、キウイを育て、街を育ててくださることに感激しています。地域に大きな光を灯してくださる存在として、市としても精いっぱい応援していきます」と、事業参入に歓迎の意を伝えました。

 しゅうごうしゃしん